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 ◇セ・リーグ 巨人―DeNA(2024年9月26日 横浜)

 巨人が初回に一挙3点を先取した。

 相手先発左腕・ケイに対して1番・丸が2球目を左翼線二塁打として動揺を誘うと、2番・オコエがきっちり送りバントを決めて1死三塁。続く3番・吉川は内角高め153キロ直球に詰まったが、左前にポトリと落ちてラッキーな先制適時打となった。吉川はこれで27試合連続出塁。

 さらに4番・岡本和が痛烈な左前打で続き、吉川の三盗も決まると、5番・長野は四球を選んで1死満塁。6番・坂本は投ゴロとなるも併殺崩れで2死満塁と追加点のチャンスが続いた。

 ここで打席に入った7番・岸田は初球の高め154キロ直球を逃さず振り抜いて左越え適時二塁打。一気に2点を加えて3点先取となった。

 その裏、2軍調整を経て中12日登板となった先発右腕・山崎伊が1番・梶原、2番・牧に連打されたが、牧の中前打で一気に三塁を狙った一走・梶原を中堅・オコエがドンピシャ送球でタッチアウトにし、DeNAのリクエストによるリプレー検証の結果も判定は覆らず。

 3番・佐野の右前に抜けそうな打球は二塁・吉川が好ポジションでアウトに取り、4番・オースティンの痛烈な当たりも三塁・坂本の好守で阻んで得点を許さなかった。

 ▼吉川 とにかく後ろにつなぐ気持ちで必死にいきました。先制できて良かったです。

 ▼岸田 チャンスだったので積極的にいきました。いい追加点になって良かったです。