【ニューヨーク共同】24日の国連総会一般討論でバイデン米大統領の総会議場への到着が数分間遅れ、議長やグテレス事務総長、各国の代表らが手持ちぶさたな様子になる一幕があった。

 一般討論の演説順は、慣例で最初がブラジル、2番目が米国と決まっている。バイデン氏はブラジルのルラ大統領の演説が終わっても姿を見せず、議長やグテレス事務総長が話し込んでいた。

 バイデン氏は関係者に付き添われ、ゆっくりと登壇。手を胸に当て、グテレス氏らに会釈した。約25分間の演説を終えると、手を挙げて拍手に応え、議場を後にした。