グランドに登場したソフトバンク・近藤健介(左)と小久保裕紀監督【写真:小池義弘】

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柳田は鳴尾浜での2軍阪神戦で2安打マーク→大阪移動で歓喜の瞬間迎える

■オリックス ー ソフトバンク(23日・京セラドーム)

 ソフトバンクが23日、4年ぶりのパ・リーグ優勝を果たした。歓喜の瞬間が訪れた京セラドームのグラウンド上には、負傷で離脱中の柳田悠岐外野手と近藤健介外野手が姿を見せた。近藤は松葉杖をつきながらもマウンド付近にできた輪に加わると、小久保裕紀監督の胴上げに参加。2人の“合流”に、ナインにも笑顔が広がった。

 柳田は5月31日の広島戦(みずほPayPayドーム)で右ハムストリングを負傷した。「右半腱様筋損傷」と診断され、リハビリは約3か月半に及んだ。今月20日のウエスタン・リーグくふうハヤテ戦(タマスタ筑後)で、待望の実戦復帰を果たした。

 23日は鳴尾浜でのウエスタン・リーグ阪神戦に「3番・DH」で出場。初回に復帰後初安打となる中前打を放つなど、3打数2安打と活躍。試合後に球場入りし、優勝の瞬間を見守っていた。

 近藤は9月16日のオリックス戦(京セラドーム)で、二盗を試みた際に右足首を負傷。球団から「右足関節捻挫」と発表された。翌17日に本拠地で行われた日本ハム戦前に松葉杖をつきながら姿を見せ、首脳陣に状態を報告していた。(Full-Count編集部)