「誰も見たくない試合になった」PL大一番でドローのアーセナル、アルテタ監督は遅延行為による退場に不満爆発「ベストな試合が見たいなら…」

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大一番を終えたアーセナルのミケル・アルテタ監督は、判定に強い不満を示した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

22日に行われたプレミアリーグ第5節で、マンチェスター・シティと対戦したアーセナル。昨シーズン、し烈な優勝争いを展開した相手との一戦は、序盤に失点を許す苦しいスタートに。それでも、22分にリッカルド・カラフィオーリのゴラッソで同点とすると、ハーフタイム直前にはセットプレーからガブリエウ・マガリャンイスのゴールで逆転に成功。しかし後半、レアンドロ・トロサールが遅延行為で2枚目のカードを貰い退場となると、その後は徹底した守備シフトを敷くも終了間際に追いつかれ、2-2で試合を終えた。

試合後、アルテタ監督はトロサールを退場させたマイケル・オリバー主審の判定に激怒。ブライトン&ホーヴ・アルビオン戦でのデクラン・ライスに続く遅延での退場となったことを受け、こうした判定がプレミアリーグの価値を落とすと警鐘を鳴らしている。

「我々はより効率的なプレーをして、2-1でリードすることができた。そしてその後、非常に似た2つの出来事があったが、そのうち1つの結末は大きく異なるものとなり、誰も見たくない試合になった」

「(退場やそれによる試合への影響に対する不満は)非常に明白だ。100%の人がそうであると願う。だが、ここに来て何が起こったかジャッジするのは私の仕事ではない」

「私の仕事は、フットボールで投げかけられた最も困難な環境で55分間生き残ることだった。そのために、物事を成し遂げようとした。それが私の仕事であり、残りについては関係ない」

「5試合を終えて、すでに2回もこうした出来事(遅延行為による退場)があった。プレミアリーグでベストの試合を見たいと思っているのであれば、これは本当に心配な状態だ」

「フットボールやスポーツをやったことがある人なら誰でも、(笛が鳴ってからトロサールがボールを蹴るまで)1秒未満だったのは理解してもらえるだろう。1秒にも満たないんだ。(シティの)ジェレミー・ドクは1秒以上経ってからそれをしたと思うがね。それだけだ。単純なことさ」

「(10人の戦いは)不可能だ。11人の選手を相手にするのは非常に難しい。不可能な戦いになる。何度も何度もボックス内に6人いる状態で守備をしなければならず、プレッシャーに晒される。この試合はそれだけだ」

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