【高校野球】小樽潮陵のエース右腕・上林遼真が初完投勝利「ストライク先行で試合をつくれたのでよかった」
◆高校野球◇全道地区予選 ▽小樽地区１回戦 小樽未来創造・小樽水産２−６小樽潮陵（２２日・小樽市営桜ケ丘）
２地区で４試合が行われた。小樽地区では小樽潮陵のエース右腕・上林遼真（１年）が９回２失点で完投し、小樽未来創造・小樽水産の連合チームを下した。
小樽潮陵の１年生エース・上林が公式戦初完投勝利で、初戦突破に導いた。５回に３安打で２点を失ったものの、６回以降は三塁を踏ませない投球で７安打２失点１２奪三振。「ストライク先行で試合をつくれたのでよかった」と汗を拭った。
２０１４年夏の南北海道大会で準優勝を果たした伝統校だが、今秋のベンチ入りはわずか１０人。中にはこの夏から野球を始めた選手が含まれているものの、「下向いているわけにはいかない。もう一回潮陵の野球部をつくり上げていく」と成田貴仁監督（４３）。父が監督を務める北照との今年３戦目（春、夏は敗戦）となる２回戦に向け、上林は「（父を）気にせずに自分の投球をしたい」と力を込めた。
