スケートボード男子ストリートで優勝した白井空良(22日)=松本拓也撮影

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 アクションスポーツの国際大会「Xゲームズ」千葉大会(読売新聞社協力)は22日、スケートボード男子ストリート決勝が行われ、白井空良(ムラサキスポーツ)が94・66点を記録し、初優勝を飾った。

 2位が根附海龍(DC Shoes)、3位は前回王者の小野寺吟雲で日本勢が表彰台を独占した。

 今大会の男子ストリートは45秒間、コース内を自由に滑る「ラン」を3本行い、最も点数の良かった試技の点数を競うというルール。

 3本目に根附が、この日初めての90点台となる93・00をマークし、トップに立ったが、直後に白井が逆転し、そのまま優勝となった。この種目には、パリ五輪スケートボード男子ストリート「銅」のナイジャ・ヒューストン(アメリカ)も出場。4位だった白井は雪辱を果たした形になった。

 試合前には「オリンピックは通過点。俺はここしか見ていなかった」「金メダルしか考えていない」と語った白井。その言葉通りの結果に、「夢の舞台で金を取れてうれしい。今までは決めきれずに負けてきたけど、やりたい技はほぼ全てきれいに決まって、成長を実感できた」と話していた。

▽最終順位は以下の通り。
1位 白井空良 94・66
2位 根附海龍 93・00
3位 小野寺吟雲 89・00
4位 ケルビン・ホフラー(ブラジル) 83・33
5位 池田大暉 82・66
6位 コルダノ・ラッセル(カナダ) 79・66
7位 佐々木音憧 73・00
8位 ナイジャ・ヒューストン(アメリカ) 71・33