[写真]=Volleyball World

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 男子イラン代表チームのロベルト・ピアッツァ新監督が目標を明確にしている。『Volleyball World』が伝えている。

 これまで、代表チームではオランダ代表やカタール代表を率いてきたピアッツァ監督。2024-25シーズン限りでオランダ代表監督を退任し、イラン代表の監督に就任することが決まった。

 そのイラン代表の現在のFIVBランキングは15位。2024年のネーションズリーグ(VNL)では15位に終わり、パリ2024オリンピック(パリ五輪)出場も叶わなかった。最後にFIVBランキングでトップ8入りしていたのは、2022年の世界選手権が最後となっている。

 ピアッツァ監督は、イラン代表での目標について、「私の最初の夢と願いは、世界ランキングで常に上位8チームに入ること」と明言している。

 イラン代表とは4年契約を結んだピアッツァ監督。2028年のロサンゼルス五輪出場が最大の目標となるが、2025年には世界選手権とVNLが控えている。ただ、現時点でメンバー選考についてはまだ行っていないようだ。

「選手について話すのはまだ早い。彼らの多くは異なるリーグでプレーするだろうし、それぞれのポジションに最適な選手を選ばなければならない」

 なお、ピアッツァ監督はクラブの監督との兼任であり、クラブでは2023ー24シーズンまで日本代表の石川祐希が所属し、2024ー25シーズンは同じく日本代表の大塚達宣が所属するミラノの指揮官を務めている。

 これから始まるセリエAの戦いを終えた後に、イラン代表監督としての仕事を始めていくことになりそうだ。