“ジョーカー愛”について語る山田裕貴さん

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俳優の山田裕貴さん(34)が、大ファンだという映画『ジョーカー』の続編『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(通称:『ジョーカー2』、10月11日全国公開)の日本語版吹き替えキャストに決定。イベントで作品への熱烈な思いを語りました。

吹き替えキャスト発表トークイベントに出席した山田さん。『ジョーカー』の大ファンだといい、「前作の『ジョーカー』にハマりにハマって、なぜか今ここに好き好き言ってたら立たせてもらってる山田裕貴です」と、熱い“ジョーカー愛”を織り交ぜ自己紹介しました。

吹き替えキャストに決定したことについては、「好き好き言うことって大事だと思うんですけど、好きすぎるとリスペクトが勝ちすぎて、俺なんかがやっちゃダメだっていう思いがすごく出てくる」とファンならではの複雑な心境を吐露。しかし結局は「好きな作品に出られるって、うれしいにきまってますよね」と、参加できる喜びをあらわにしました。

またジョーカー役で、過去に何度も共演しているという声優の平田広明さん(61)から、「アフレコ前に“責任重大だぞ”っていうメッセージをDMでいただきまして」とやり取りがあったことを告白。そのメッセージを受け、山田さんは「プレッシャーをドンッ!てかけられながら、アフレコすることができました」と話しました。

2019年に公開され、翌年のアカデミー賞主演男優賞を獲得するなど話題となった『ジョーカー』では、理不尽な世の中の代弁者として、時代の寵児(ちょうじ)となってしまう主人公・ジョーカーが描かれました。今作の『ジョーカー2』では、前作から2年がたち、社会への反逆者・民衆の代弁者として祭り上げられたジョーカーがさらに暴走していきます。山田さんは劇中でジョーカーを追い詰める“ハービー検事”役の吹き替えに挑戦します。