「コーヒー」がやめられない人必見! 飲み過ぎない対処法やコツを管理栄養士が解説

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コーヒーを愛飲しすぎて「飲み過ぎかも?」と自覚したはいいものの、やめられない人は多いのではないでしょうか。今回は、コーヒーとの適切な付き合い方について「管理栄養士」の丹羽さんに解説していただきました。

≫“カフェイン”の摂りすぎが良くない理由 1日に摂っていい量は何mg? 【管理栄養士が解説】

監修管理栄養士:
丹羽 琴美(管理栄養士)

名古屋学芸大学管理栄養学部卒業。大学卒業後、愛知県内の老人ホームに管理栄養士として就職。献立作成・栄養管理・調理などを担当。その後、食の楽しさや、正しい知識を発信したいとの想いから、フリーランスの管理栄養士・ライターに。「有益な情報を読みやすく発信」をモットーに、記事の執筆や編集、レシピ作成などを手がけている。

編集部

コーヒーを飲み過ぎたと感じたら、どのように対処すればよいでしょうか?

丹羽さん

コーヒーを飲み過ぎた時の対処法として、水や白湯を飲むのがおすすめです。水分は、体内のカフェインの作用を和らげ、排出させるのに役立ちます。また、症状が重い場合は病院にかかるのもひとつの手です。ただ、一番は飲み過ぎないようにすることなので、日頃から注意しておきましょう。

編集部

コーヒーを飲み過ぎないようにするための、コツやポイントを教えてください。

丹羽さん

空腹時やのどが渇いている時は、コーヒーを飲まないようにするのがポイントです。タイミングを意識すれば、思わずたくさん飲んでしまうこともありません。また、カフェラテにすることで、コーヒーの成分であるカフェインやタンニンが薄まり、過剰摂取を防げます。カフェインレスコーヒーを使うのもひとつの手ですね。また、コーヒー以外にも、カフェインを多く含む食べ物の摂り過ぎには気をつけましょう。

編集部

コーヒー以外に、カフェインが多い食べ物は何があるのでしょうか?

丹羽さん

代表的なものだとエナジードリンク、ほかには紅茶・煎茶・ほうじ茶・ウーロン茶などにもカフェインが含まれます。特にエナジードリンクは、商品によってはコーヒーの2倍のカフェインが含まれているため、注意が必要です。

編集部

あらためて、コーヒーとどのように向き合えばいいですか?

丹羽さん

カフェインやタンニンなどの実際の作用や、体の反応は人それぞれです。また、コーヒーは適量を守ればメリットが多い飲み物でもあります。この記事を参考に、ご自分の体質に合ったコーヒーの飲み方を意識してみてくださいね。

※この記事はMedical DOCにて【コーヒーの飲み過ぎは健康に悪い? 飲み過ぎによる症状と正しい飲み方を管理栄養士に聞く】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。