【マイアミ時事】米大リーグは19日、各地で行われ、ドジャースの大谷はマーリンズ戦に1番指名打者(DH)で出場し、3打席連続本塁打に2盗塁の活躍で、史上初めてシーズン「51本塁打、51盗塁」に到達した。

 六回と七回に2ラン、九回に51号3ラン。51本塁打は自身最多で球団新記録となった。一回と二回に盗塁を決めて51盗塁。日本選手のシーズン50盗塁は、56個でタイトルを獲得した2001年のイチロー(当時マリナーズ)以来で2人目。

 この日は6打数6安打10打点、2盗塁で、1試合で6安打、10打点はともに自己最多。今季120打点とし、05年の松井秀喜(当時ヤンキース)の116打点を上回って日本選手最多記録となった。

 ドジャースは20―4の大勝で12年連続のプレーオフ進出を決めた。

 アストロズの菊池はエンゼルス戦に先発し、6回を5安打1失点、9奪三振で勝敗は付かなかった。チームは3―1で勝った。

 カブスの鈴木はナショナルズ戦に3番DHで出場し、メジャー自己最多となる21号2ランを含む3打数2安打2打点。カブスは7―6で勝った。レッドソックスの吉田はレイズ戦に4番DHで出場し3打数無安打。チームは0―2で敗れた。