近藤健介(C)日刊ゲンダイ

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「無事を祈るばかりです」

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 昨16日のオリックス戦に1-0で勝って破竹の7連勝、優勝マジックを5に減らしたソフトバンクの小久保監督にはしかし、笑顔がなかった。

 四回に中前打で出塁した近藤健介(31)が、二盗を成功させた際に右足を負傷。治療を経てグラウンドに戻ったものの、七回の打席で代打を送らざるを得なかったのだ。

 近藤は開幕から全試合で5番を打ち、リーグトップの打率.314、19本塁打、72打点と打線を牽引。改めて言うまでもない代えの利かない選手だけに、

「もし戦列を離れるようなことになれば、全部(戦略を)練り直さないといけない」

 と、小久保監督。

 近藤は試合中に病院に向かったが、アクシデントが起きた際は痛めた右足首を抱え込み、苦悶の表情を浮かべてしばらく立ち上がれなかった。

 4年ぶりのリーグ優勝はまず間違いないが、その後のクライマックスシリーズを考えれば、近藤がいるといないとでは大違い。ファンも無事を祈るしかない。

  ◇  ◇  ◇

 ソフトバンクは投手陣にもポストシーズンの不安を抱えている。その元凶は「フロントのある行為」だという。いったいどういうことなのか。ソフトバンクに何が起きているのか。

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