50-50迫って1400万円超え!? 大谷翔平の“50号”の市場価格に米記者が注目「人生を変える金が“空から降ってくる”」

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記録づくめの大谷。彼の放つホームランボールの価値も高騰し続けている。(C)Getty Images

 残り15試合で、前人未到の記録に到達するのか。「シーズン50本塁打・50盗塁」に迫る大谷翔平(ドジャース)のパフォーマンスは、小さくない注目を集め続けている。

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 地区優勝までマジック「11」としているドジャースにとっても勝負のロード7連戦が始まった。その初戦となった現地時間9月13日のブレーブス戦で大谷は「1番・指名打者」で先発出場も4打数ノーヒット。50-50まで3本塁打、2盗塁のままとなった。

 長きにわたるメジャーリーグ史に名を刻んできた、多くの名手たちも達成できなかった50-50。それだけに大谷が「金字塔を打ち建てるか」に対する関心は尽きない。

 そんな偉業に対しては、野球的視点以外からも熱視線が注がれている。米版『Yahoo! Sports』のジェフ・アイゼンバーグ記者は「幸運な野球ファンにとって、ここからのドジャース戦の外野席のチケットを購入することは、人生を変えるような買い物になるかもしれない。もちろん市場次第だが、新築物件の頭金に相当する金額が、“空から降ってくる”かもしれないのだ」と指摘。節目の50号が50-50を決めるものになった際のホームランボールの“価値”をクローズアップした。

 大谷の歴史的価値は文字通り桁違いだ。「オオタニの50号は6桁の価値がある」と説明するアイゼンバーグ記者は、スポーツ関連の現代コレクションアイテムの収拾を行っている『Heritage Auctions』のクリス・アイビー氏が「少なく見積もっても10万ドル以上、それを遥かに超える数字が付けられる」と語ったと伝えている。

 さらにアイゼンバーグ記者はアイビー氏による「もしも、50-50が実現すれば、野球史においても偉大なシーズン成績のトップ5に入ると考えるのが妥当だ。まさに理想的なオークション作品でもある」というコメントも紹介。その上で、こう論じている。

「この予想されるオークション金額は、オオタニの持つ人気ぶりと彼が到達間近としている偉業がいかに稀少かを反映している」

 たった1球が最低でも1400万円の価値を持つとは。たしかに「人生を変える」可能性は大いにある。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]