ネオジャパンは9月13日、グループウェア「desknet's NEO」の最新版であるV8.6を提供開始した。

○業務アプリ作成ツール「AppSuite」がモバイルに対応

ノーコードで業務アプリを作成できるツール「AppSuite」がモバイルに対応した。これにより、desknet's NEOモバイルアプリから、AppSuiteで作成したアプリを利用可能になる。

具体的には、PCのアプリケーション設定から、ドラッグ&ドロップでスマートフォン用の画面をレイアウトするだけで、アプリをモバイル対応にできる。

「AppSuite」で作成したdesknet's NEOモバイルアプリのイメージ

スマホアプリでは、撮影した写真や動画を登録可能なことから、工場や社用車などでアプリを利用することで、幅が広がることが期待される。

○「アルコールチェック&運転日報」アプリ

エレコムが提供するアルコールチェッカー「ALSmart(アルスマート)」と連携可能な「アルコールチェック&運転日報」アプリが追加された。AppSuiteのユーザーは追加料金なしで、同アプリを無償で利用できる。エレコムのアルコールチェッカーは燃料電池型なので、精度が高いという。

アルコールチェッカーの測定結果をモバイルアプリを介して登録すると、その結果が運転日報に自動で反映される。

車両管理、日常点検記録、アルコール検査履歴を含めた運転日報の提出、管理者による提出状況のチェックをグループウェア上で一元管理・処理することで、社用車・公用車の管理・運用に携わる安全運転管理者、車両管理責任者および従業員の事務負担を軽減する。

「アルコールチェック&運転日報」アプリのイメージ

車両管理、日常点検表、提出状況の画面イメージ

○機能強化

ポータルは、メニューコンテンツを拡張して、ユーザーが目的の情報を見つけやすく、わかりやすいポータルを作れるようになった。

ワークフローは、申請が作成された後、申請者本人による申請の削除を許可するかどうかを制御できるようになった。申請フローが完了していない申請は「すべて許可する」「誰も決裁を行っていない場合のみ許可する」「許可しない」から、また、申請フローが完了した申請は「許可する」「許可しない」から、それぞれ設定できるようになる。

ChatGPTのAPIモデルに「gpt-4o-mini」「gpt-4o」および「gpt-4-turbo」が追加された。