スペイン1部リーグ、レアル・マドリードのキリアン・エムバペ(2024年8月29日撮影)。(c)Cesar Manso / AFP

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【AFP=時事】サッカーフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)は12日、フランスプロサッカーリーグ連盟(LFP)から同日に支払い命令を受けたものの、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)に対する給与やボーナスなど合計5500万ユーロ(約86億円)の支払いを拒否した。

 今夏スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)に移籍したエムバペは、PSGには5500万ユーロの支払い義務があると主張しているが、クラブ側はエムバペが2023年8月にその金銭を放棄することに同意したとしている。

 LFPは国内リーグ1部と2部に関するすべての問題を監督しているが、PSGはこれとは別に法的判断を求めると述べている。

 この日LFPの法務委員会は1週間以内の支払いを命じたが、PSGは「この件について完全な決定を下すための委員会の法的権限には限界があり、裁判所で審理される必要がある。今後数か月から1年をかけて、すべての事実が明らかになることを楽しみにしている」と声明を発表した。

【翻訳編集】AFPBB News

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