【危ないSNS】「友人の家に泊まりたい」相手を頑なに隠す娘に、嫌な予感 → スマホを盗み見て、絶句!

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筆者が携帯を持ち始めたのは高校生の時ですが、今や小学生でもスマホを持っている子が多いと聞きます。
GPS機能が付いていたりするため、子どもの安全を考えて渡している親御さんも多い事でしょう。
しかし筆者の友人A子さんは、スマホがキッカケでまさかの恐怖体験をすることに……! 何があったのかA子さんから話を聞きました。

家族より何より携帯に夢中!

中学生の娘を持つA子さんのお話です。
娘はスマホに夢中で、いつでもどこでも持ち歩いていました。
それは家族よりも優先順位が高いようで、話していても目線はスマホに。
注意をしても、反抗期なのもあって鬱陶しがられて終わることがほとんどでした。

そんなある日、娘が一緒に買物に行きたいと言い出したのです。
珍しいと思いきや「新しいワンピースが欲しいの!」とのこと。
A子さんは娘と久しぶりのお出かけが嬉しく、会話もいつもより弾みました。

可愛いワンピースを購入した後は化粧品コーナーへ。
あれもこれも欲しいと言い出した娘に、もしかして好きな子が出来たのかな? なんて微笑ましく思っていたのです。

そうして楽しいショッピングは終わり、A子さんにとっても楽しい一日となりました。ところが……

一体相手は誰なの? 頑なに隠す娘に違和感が

ある日、娘がA子さんに「次の土日に、お泊り行ってもいい?」と言いました。
娘は時折、友達の家に泊まりに行くことがありました。
もちろんその際には相手の名前や住所を教えてもらい、お友達の親御さんにも電話で連絡をするのが当たり前でした。

しかし娘は、今回お泊りする相手の詳細を言わず、「同じ学校の友達だからいいでしょ!?」と頑なに言いません。
「お世話になるから相手の家に電話をする」と伝えても、「そんなのしなくていい」と一向に引きません。

「まだ中学生なんだから、詳細を言えないなら今回はダメよ」

そうA子さんが言うと娘は大激怒で、かなりの大喧嘩になってしまいました。
娘が寝静まった後、夫と話していると、

「今は出会い系とかで、若い子が変な事される事件もあるからな」

夫のその言葉を聞き、A子さんは嫌な予感がしました。
そして初めて娘のスマホを盗み見して、恐ろしい真実を知る事に……!

もう本当に怖すぎる! 今後も不安になってしまう……

なんと娘は、アプリで知り合った男性と泊まりに行く予定だったのです。
娘と同い年だと男性は言いますが、嘘をついていてもおかしくありません。
恐怖と怒りと悲しみで、A子さんは震えが止まらなくなりました。

その後、娘にどうやって危険性を伝えるか悩みました。
もちろんスマホを見たなんて、絶対に言えません。結局夫と相談して、

「最近出会い系とかアプリで知り合って、無理矢理変な事される事件が多いみたい」
「未成年が被害者になる事もあるみたいだよ。怖いよね」

などと言って、「世の中には思っている以上に危険な事もある」という話をしました。
娘はいつもより大人しい返事をしていたので、「親には言えない事をしている」という自覚があったようです。

今回は未然に防げましたが、成長してきて色んな事に興味を持つ年頃になります。
もちろん恋愛や性的な事に興味を持つのは、悪い事ではありません。

それでも、娘はまだ中学生です。

危険な事件に巻き込まれないよう、もう少し管理した方がいいと感じました。
それでも娘には反発されそうなので、若いうちからスマホを持たせることの難しさを実感した出来事でした。

まとめ

もちろんアプリで素敵な人と出会える事もありますが、未成年の間は難しい問題ですよね。
危ない目にあってからでは遅いので、しっかり親子で話し合うことも必要ですね。

【体験者:40代・主婦、回答時期:2020年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。