熊本市電と右折車が衝突事故 今年の事故7件のうち5件が右折する際に発生
1日夕方、熊本市電と県外からの旅行客が運転する乗用車が衝突する事故ありました。けが人はいませんでした。
1日午後4時20分頃、熊本市中央区細工町の交差点で、祇園橋電停から熊本駅前へ向かう市電と、同じ方向に走っていて新町方面に右折しようとしていた乗用車が衝突しました。
事故があった車両には約70人が乗っていましたが、けが人はいませんでした。乗用車を運転していた50代の男性にもけがはありませんでした。
■市電に乗っていた人
「びっくりした。まさか自分が乗っている市電の中で事故があるとは。スピードを出してなかったから良かったけど、出していたらやばかった」
警察などによりますと、市電と乗用車の信号はどちらも青信号だったということです。乗用車を運転していた50代の男性は東京から熊本に旅行で訪れていて、警察に対し｢市電を意識せずに右折してしまった｣と話していてということです。
熊本市交通局によりますと、市電と車の事故は今年に入って7件起きていて、このうち5件が車が右折する際の事故だったということです。
