まさにカリスマ!大門未知子が圧巻の登場 『ドクターX感謝祭』が熱狂的な大盛り上がり
国民的医療ドラマが待望の映画化、12月6日(金)より全国公開される『劇場版ドクターX』。
年末の公開に向け日に日に期待が高まるなか、8月27日(火)と8月28日(水)、東京・六本木のEX THEATER ROPPONGIにてスペシャルなイベントが開催された。
それは、『ドクターX感謝祭〜最初で最後のファンミーティング!ドクターXファミリーも大集合!!〜』。
2012年に第1期がスタートした『ドクターX』。10年以上にわたり熱く作品を支えてきたファンへの感謝を込めて行われたこの最初で最後のファンミーティング。
イベントには、米倉涼子、田中圭、内田有紀、遠藤憲一、勝村政信、鈴木浩介、岸部一徳ら『ドクターX』ファミリーが大集合。超満員のなか、ステージも客席も“ドクターX愛”にあふれる空間が繰り広げられた。
<※本記事では、8月27日(火)夜公演の模様を紹介>
◆挨拶から「御意!」
オープニングムービーからすでに会場に歓声が飛ぶなか、ゲストMC・村上健志(フルーツポンチ)のもと最初にステージに登場したキャストは、海老名敬役の遠藤憲一と加地秀樹役の勝村政信。
大歓声で迎えられた遠藤と勝村は、「2人あわせて……御意!」と事前に合わせたという挨拶を披露しさらに会場を沸かせる。
今回は観客もみな「御意!」で返事するという“ルール”が定められ、『ドクターX』の世界観のもと会場が一体となるなか、続いて登場したのは森本光役の田中圭と城之内博美役の内田有紀。
『ドクターX』ファミリーが4人も集まれば、そこはまるで撮影現場のよう。内田が「こういうノリでいつもやってます(笑)」と笑う通り、キャスト同士ツッコみ・ツッコまれの自由なトークが繰り広げられ、序盤から会場は大きな笑いに包み込まれる。
◆大門未知子、圧巻の登場!
そして、この4人で最初に行われたコーナーが「舞台Doctor-X」。
『ドクターX』でお馴染みとなっている名シーンを舞台で再現するという企画だ。
MCの村上から、観客も「ゴルフの送り迎え」「愛人の隠ぺい工作」というセリフで参加するという説明がなされると、察しの良いファンたちは“あのシーンか!”という雰囲気ですでに大盛り上がり。
西田敏行演じる蛭間重勝もリモート登場し、早速「舞台Doctor-X」が開演する。
繰り広げられたのは、恒例となっている主人公・大門未知子(米倉涼子)の「いたしません」が繰り返されるシーン。
森本(田中)、城之内(内田)、海老名(遠藤)、加地(勝村)、そして蛭間(西田)が劇中の雰囲気そのままに舞台上でセリフを交わしていると、ふいに流れてくる『ドクターXのテーマ』のあの印象的な口笛の音。
そして、大きなモニターに映し出されるハイヒールの足元。会場が騒然となるなか、そのまま大門未知子がステージに登場する。
するとEX THEATER ROPPONGIは、この日いちばんの大盛り上がり!
まさに“カリスマ”というべき大門未知子(米倉)の圧巻の登場に、観客席からは大歓声や指笛が飛びかい、国民的ドラマ『ドクターX』ここにありという熱狂的な雰囲気が出来上がっていた。
◆“失敗しない”大門未知子がまさかの……
続いて、「未知子〜」と大門未知子を呼びながら追いかけるように登場したのは、神原晶役の岸部一徳。
未知子と晶のやり取りが“生”で観られたとあって、会場はよりボルテージを上げる。
そんななか、ついに観客も参加しての「いたしません」の応酬シーンが開始。
サービス精神満点の米倉が客席に「ゴルフの送り迎え」「いたしません」、「愛人の隠ぺい工作」「いたしません」と返すたびに大盛り上がりとなるなか、あの“失敗しない”大門未知子がまさかの“失敗”をしてしまう展開に……。
この貴重すぎるハプニングには、キャスト陣も観客もむしろ大喜び。会場全てが一体となった温かい雰囲気のファンミーティングは、最高のオープニングで幕を開けた。
◆名シーンに、クイズに、大盛り上がり!
その後、原守役の鈴木浩介も登場し、今回のイベント出演者全員がステージに集合。
「キャストが選ぶ名シーン&迷シーン」や「ドクターXウルトラクイズ」といった企画が行われ、作品に関するさまざまなエピソードがキャスト陣の口から明かされたり、作品にまつわる超難解なクイズに観客が見事正解し拍手喝采となったりと、オープニングの大きな盛り上がりを保ったままイベントは進行していった。
「キャストが選ぶ名シーン&迷シーン」では過去の『ドクターX』のさまざまなシーンが流れたが、米倉が撮影当時を思い出して少し目を潤ませたり、コメディ要素あふれるシーンでは会場にたびたび大爆笑が起きたり……。『ドクターX』の作品としてのパワーをあらためて感じさせられることに。
また、神原晶(岸部一徳)と蛭間重勝(西田敏行)による名物「メロン&請求書シーン」の誕生の経緯も明かされるなか、米倉と内田は“晶さんのバッグ”についての驚きの秘密を明かし、演じる岸部のことを「本当にすごい!」と大絶賛。
まさに“命をかけて”役を演じている岸部に、観客席からも大きな拍手がおくられていた。
そして「ドクターXウルトラクイズ」では、回答者となった田中に対して内田が平謝りせざるを得なくなる“珍事”が発生。
そんなハプニングもありながら行われたクイズ企画は、観客も参加して1問1問が白熱。キャスト陣の自由さやサービス精神も存分に発揮され、温かく楽しい雰囲気は最後まで続いていった。
放送開始から12年で行われた“最初で最後の”ファンミーティング。
その模様は、8月31日(土)と9月1日(日)に行われるディレイ・ビューイング(再上映)でも全国の映画館で観ることができる。
愛と熱気あふれる『ドクターX感謝祭』をスクリーンで体感してみては?