軽さは正義。キャンプの炭処理は「壺」から「袋」の時代に
僕はキャンプ中、必ず焚き火をするタイプです。暑い夏でも夜、火を焚くんですね。ただ、地味にストレスになるのが焚き火の後処理。
薪から炭になったものを片付けるのに今まで火消し壺を使っていたんですが、いかんせん嵩張るのが難点で。そんななか、いいアイテムを見つけました。
キャンプの必需品。炭壺
テントや焚き火台、タープなどキャンプを始めてすぐ揃えるアイテムはいくつかありますが、いざキャンプ場について手元にないと焦るアイテムの上位が個人的には火消し壺です。
焚き火の炭を捨てる場所がないキャンプ場では必須ですし、夜中焚き火をしたまま寝るわけにもいかないので、寝る前に消火するのにも使います。
でも火消し壺の名前通り、形は壺状なんですよね。円柱な形状はなかなか他のギアと比べても車にも積みづらいし、場所もとるのがストレスだったんです。
手軽に持ち運べる火消し“袋”
そんななかAmazonで見つけたのがFIELDOORの「火消し袋」でした。その名の通り今まで壺でやっていた火消し作業を可能にした袋です。円柱の形をした袋で、炭を入れた後に入口を密閉して空気を遮断することで消化する仕組みです。
まず感動したのは、やっぱり軽さと省スペース。今まで使っていた火消し壺は1.7kgほどありましたが、こちらは布製なので重さはほぼ感じません。
さらに袋は畳めるので、収納スペースがいらないのは最高ですね。
遮熱、断熱はそこまで高くない
ひとつ注意したいのが、袋に入れたら冷めるわけではないということ。高温のままなので炭を入れた直後に触ったり、芝生に置きっぱなしにすると火傷したり芝生が焦げたりするので気をつけてください。冷めるのを待つ間は台の上においたり、吊るしておくといいですよ。
金属製の火消し壺を使う際は金属なので熱くなるなと理解しやすいのですが、袋になるとなぜか熱くなるという意識が抜けやすいので気をつけてください。
軽さは正義だな
キャンプで実際に使ってみました。すこし赤熱している部分がある状態の炭をいれて密閉しましたが、しっかり消火できましたね。
最終的にこのくらい炭を入れましたが、袋が破けたり穴が空いたりすることはなかったです。
火消し壺を使っていたときには金属変形で蓋がずれて密閉されなかったりしたんですが、袋の口をくるくる巻いてしっかり密閉できるので、「閉まってないかも？」と疑うこともなく安心ですね。
袋自体も自立してくれるので炭をいれやすいのも高ポイント。炭をいれた直後に熱くなるのは火消し壺でも同様だったので、スペースをとらなくて軽い分、使い勝手はかなりいいですよ。ぜひキャンプギアの選択肢に入れてみてください。
Photo: oh!ga
Source: Amazon
