ミスタータイガース・掛布雅之氏「阪神が連覇するためには重要な6試合が待っている」

掛布雅之氏が、自身のYouTubeチャンネルを更新し、「【 阪神タイガース 逆転Vへ9戦振り返り 掛布雅之 】岡田彰布 監督談話 森下翔太 選手 佐藤輝明 選手 大山悠輔 選手 高橋遥人 投手2勝目 好調 近本光司 選手 キーマン 中野拓夢 選手」と題された動画を公開した。動画内で掛布氏は、阪神タイガースの最近の9試合の振り返りと今後の展開について熱く語った。
まず、9試合の結果を受けて「一番大きいのは中日に2敗1分けからスタートしたこと」と振り返り、続けて「ヤクルト戦で3タテを狙ったが、最後は山田哲人選手の一発にやられた」と述べた。さらに、岡田彰布監督との対談内容を紹介し、「残りゲームが30試合を切っている中で、同点や1点差のゲームを落とさないことが連覇の鍵」と説いた。
また、リーグ戦を進める上で気になる点として、リリーフ陣のスタミナを挙げ、「楽勝な形で勝てる試合でも、疲労が見える。残り26試合をどのリリーフ陣で乗り切るかが鍵だ」と指摘。「7回、8回、9回のイニングで無駄なランナーを出さず、短いイニングを最小限の人数で抑えることが重要」と具体的な試合戦略についても言及した。
阪神打線のハイライトとして「近本光司選手の状態が非常に良い」と絶賛し、「中野拓夢選手が逆転Vには不可欠な存在」と強調。「中野拓夢選手自身もグリップの保持などを見直し、打者としてのリズムを取り戻すことが必要」と語った。
掛布氏は動画の締め部分で「佐藤輝明選手が4番として強さを見せることが大切」とし、「打てない時にこそチームを鼓舞し、4番としての責任を感じてほしい」と求めた。そして、「8/27(火)からの横浜3連戦、そして8/30(金)甲子園での巨人3連戦が非常に重要な6試合になる」と結び、これからの熱い試合展開に期待を寄せた。