「バーベキューとかキャンプなど、アウトドアでテキパキと動いてくれる頼りがいのある男性の姿を見るとかっこいいなと思いますね。前にお客さんに会社のバーベキューに呼ばれたので、店の女の子を何人か連れて行ったんですよ。そのお客さんは普段はクールな人なのに、バーベキューでは張り切って料理をしているのを見ていいな〜と思いました。逆に、偉そうに部下に指示だけして自分は女の子と楽しんでいる上司もいて、ないなぁ〜と思いましたね」(埼玉勤務・24歳)

◆恋愛に発展させるチャンス

 キャバクラのライトユーザーからすれば、そもそも“外で会えるの?”と思われるかもしれない。しかし、馴染みのキャバ嬢とある程度の信頼関係が築けていれば、夏のイベントに連れ出すことも不可能ではない。通常は店でしか客と会わないというキャバ嬢も「楽しそうなイベントがあればお客さんと出かけることもある」と言う。

 要するに夏は、キャバ嬢との距離を縮めて恋愛に発展させるチャンスもゼロではないのだ。

<取材・文/カワノアユミ>

【カワノアユミ】
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在は夜の街を取材する傍ら、キャバ嬢たちの恋愛模様を調査する。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano