コンビニ「キャラメルコーン」食べ比べ。ローソン・ファミマ・セブン、製造元は″東ハト″なのに違う部分があった...!
小腹がすいた時や、おやつにキャラメルコーンを食べたくなることがありますよね。コンビニ各社でも、プライベートブランドのキャラメルコーンが販売されています。
今回は、コンビニ各社(ローソン・ファミリーマート・セブン-イレブン)のキャラメルコーンをピックアップ。重量や味わい、食感などの違いを検証しています。
1粒あたりの重量はローソンが優勢
キャラメルコーン1粒当たりの重量をお皿の重さを抜いて測定。ローソンは2g。ファミリーマートとセブン-イレブンは1gです。
同じプライベートブランドの商品でも、1粒1粒の大きさや重量に誤差はあるものの、全体的にローソンのキャラメルコーンは粒が大きめ。
製造元は3社ともに東ハト
製造元は3社ともに東ハト。製造所も同じですので、味わいや食感の違いがしっかりと出ているのか気になりますね。
ローソン「どっさりでっかい!キャラメルコーン」218円(税込)実食レポ
通常の3倍サイズのキャラメルコーンです。1袋の内容量は100g。ローストピーナッツも入っています。
1袋(100g)当たり、575kcal・たんぱく質4.3g・脂質36.8g・炭水化物57.2g・食塩相当量0.5gです。
通常の3倍サイズと銘打っているだけあって、キャラメルコーンの1粒1粒が大きめですね。ローストピーナッツは袋の底の方にたまっているため、意識して取り出さないと出てきません。他社のキャラメルコーンも同じです。
表面の香ばしさとともに、ポップコーンのようなコーンの旨味も感じます。1粒1粒が大きく、サクサクとした食感とともに食べ応えがあり、お腹が満たされます。
袋の底面に皮つきのローストピーナッツが入っています。ローストピーナッツ特有の香ばしさにほどよい塩気。キャラメルコーンとの相性もいいですね。
ネット上では「キャラメルコーンは本当に大きくて◎」「もう他のキャラメルコーンには戻れない」といった声が出ています。
ファミリーマート「とろける食感のキャラメルコーン」128円(税込)実食レポ
ふわっと広がるやさしい甘さのキャラメルコーン。1袋の内容量は80g。ピーナッツも入っています。
1袋(80g)当たり、450kcal・たんぱく質3.4g・脂質28.0g・炭水化物46.7g・食塩相当量0.4gです。
キャラメルコーン自体は、ごく普通のサイズ。キャラメルの香りが食欲を刺激しますね。ピーナッツは袋の底の方にたまっています。
キャラメルの風味が強めに出ているからか、今回食べ比べしたキャラメルコーンの中では最も甘さが出ています。サクサクしつつもふんわりした食感で、口の中でとろけていきます。
袋の底に、ひかえめながらも入っているピーナッツ。粒は小さめながらもぷっくりとしたビジュアル。絶妙な塩気で良いアクセントになっていますね。
ネット上では「甘みがじゅわっと出てきておいしい」「キャラメル風味がよく出ている」といった意見が出ています。
セブン-イレブン「7プレミアム キャラメルコーン」127円(税込)実食レポ
発酵バターを使用したやさしい甘さのキャラメルコーン。1袋の内容量は80g。ピーナッツ入り。
1袋(80g)当たり、446kcal・たんぱく質3.3g・脂質27.3g・炭水化物47.5g・食塩相当量0.4gです。
キャラメルコーンの大きさは小さめですね。バターの香りがしてきます。ピーナッツは袋の下の方にある模様。
塩キャラメルのような塩気と甘みのバランスが良く、やさしい甘さが特徴的です。サクサクふんわりしている食感で、口あたりは軽やか。バターの香りもよい仕事をしています。
ピーナッツは小さめで丸みを帯びています。皮はついているようですが、ほとんどのピーナッツは皮がはがれている状態でした。
ネット上では「キャラメルとバターの味わいが最高」「ふんわりしている」といった意見が出ています。
食べ応えを重視するならばローソン「どっさりでっかい!キャラメルコーン」がおすすめ
コンビニ3社のキャラメルコーンの製造元はすべて東ハト。食感や味わいの変化はあまりないだろうと予想していましたが、それぞれ個性が光っています。
ファミリーマート「とろける食感のキャラメルコーン」は、キャラメルの甘みとふんわりとろける食感が特徴的。対する、セブン-イレブン「7プレミアム キャラメルコーン」は、塩キャラメル味のような塩気と甘さに加えてバターの香りもしてコク深い味わいに。
そして、ローソン「どっさりでっかい!キャラメルコーン」は、その名の通りにキャラメルコーンの粒が大きく、サクサク食感。食べ応えを重視したい人におすすめです。
みなさんも、自分好みのコンビニキャラメルコーンをぜひともお試しください。
筆者:グルメライター 相場 一花
飲食チェーン店のメニューを年間100食以上食べ比べる、飲食チェーン店お持ち帰りマニア。コンビニや話題のグルメショップにも足を運んでいます。