U-23韓国代表でもプレーしたクォン・ヒョクギュ。(C)Getty Images

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 日本人5選手が所属するセルティックの韓国人MFクォン・ヒョクギュが、同じスコットランドリーグのハイバーニアンにレンタルされた。

 昨夏にスコットランドの名門に加入した23歳は、しかし一度もプレーできず。冬に同リーグのセント・ミレンへローン移籍し、経験を積んだ。

 セルティックへ帰還し、今夏のプレシーズンマッチではマンチェスター・シティ戦でアシストをマークしたが、ブレンダン・ロジャーズ監督の構想には入れなかったようだ。

 これを受けて、韓国メディア『InterFootball』は「マン・シティ相手にアシストをしたが...クォン・ヒョクギュ、セルティックを離れてまたローン」と題した記事を掲載している。
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 同メディアは、まずクォン・ヒョクギュを「将来が期待される選手」として紹介している。

「190センチという長身の守備型MF。守備力とともに広い活動範囲を持っている。何よりもボール保持、ボール配給能力が良く、中盤で攻撃展開の起点となる。しかも両足を自由自在に使え、良いタイミングでパスを入れてくれる」

 そのうえで、「クォン・ヒョクギュは去年の夏にセルティックに移籍し、ヨーロッパの舞台に足を踏み入れた。オ・ヒョンギュ、ヤン・ヒョンジュンと同じ釜の飯を食べるようになって韓国のファンはコリアントリオの活躍を期待した。だが、クォン・ヒョクギュはセルティックでなかなか機会を受けられなかった」と綴り、こう続けている。

「セルティック移籍後、公式戦で1試合も出られず、冬移籍市場を通じてセント・ミレンにレンタルされた。それでもセント・ミレンでは着実に試合に出てスコットランドに適応した。クォン・ヒョクギュはセント・ミレンで9試合に出場し、セルティックに復帰した」

 韓国代表入りも期待される逸材は、武者修行先で結果を残せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部