【ライブレポート】INI『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024』灼熱のステージで初パフォーマンス

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■「昔は遠いステージだと思っていた場所が今ここにあったりして、アウェイなステージに僕たちが立っていることは絶対に意味のあることだと思っています」(INI・高塚大夢)

INIが8月3日千葉・千葉市蘇我スポーツ公園にて開催された『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024』に初出演した。

灼熱のあか、初ロッキンのために用意した白を基調とした新たな衣装を身に纏いメインステージのLOTUS STAGEに登場。「ロッキンジャパン叫んでこうぜー!」と煽り、大歓声のなか歓迎された。

INIのステージ1曲目は出荷枚数96万枚を超えた6TH SINGLE『THEFRAME』のタイトル曲「LOUD」を披露。グループ史上最も激しいダンスを打ちかました。

そして、メンバーの西洸人が作詞を担当した2ND ALBUM『MATCH UP』のタイトル曲「LEGIT」を披露。2曲続けてINIならではの人数を生かしたフォーメーション構成かつ難度の高いパフォーマンスを届け、野外にも関わらずMINIの掛け声と歓声がINIのステージを一緒に作り上げた。

リーダー木村柾哉の「皆さん暑くないですか? 水分補給しっかりととってくださいね」と直射日光の当たる客席を心配し、MCがスタート。

MCではメンバー1名ずつ自己紹介。藤牧京介は、「さすがに暑すぎだろー! これがフェスのいいところですので皆さん楽しんでいきましょう!」と観客を煽りつつ、その他のメンバーも水分補給を促したり、夏フェスならではの観客へ声がけをした。

MCが終わると松田迅が「それでは聞いてください、Walkie Talkie!」と伝えると、会場からは黄色い歓声が上がり、6TH SINGLE収録曲「Walkie Talkie」を披露。

続いて、2ND ALBUM収録曲「MORE」では、上下に用意されたウイングに分かれてパフォーマンス。観客により近い場所に行き、隅から隅までINIの音楽を届けたいという気持ちを最大限伝えた。

2曲が終了し、後藤威尊の「ロッキンジャパン盛り上がってますかー!」と問いかけ2回目のMCがスタート。後藤が観客に「ペットボトルで乾杯をしたいです! お手持ちのペットボトルを掲げてください!」と促し、デビュー曲「Rocketeer」にかけた乾杯コールで盛り上げました。

高塚大夢(「高」の正式表記ははしごだか)は「昔は遠いステージだと思っていた場所が今ここにあったりして、アウェイなステージに僕たちが立っていることは絶対に意味のあることだと思っています。僕たちは僕たちなりのパフォーマンスでみなさんに想いを届けたいと思います!」とステージに立てた喜びを伝えラストブロックへ。

「TELEVISION」「INItialize」と2曲続けて爽やかなメロディをかんかん照りの青空に響かせた。

『THE FIRSTTAKE』でも披露して話題になった、4TH SINGLE『DROP That』のタイトル曲 「FANFARE」を披露。楽曲に合わせた手拍子が自然と発生し、ダンス歌声全ての力を出し切るくらいの今最大限できるINIのパフォーマンスを披露した。

尾崎匠海が「皆さんこれで最後の曲です。後ろの方まで楽しんでください!」という曲振りで、ラストは、INIのフェスステージには必要不可欠な存在となったWANIMA提供楽曲の「HERO」を披露。

イントロが流れるとINIのステージに集まった観客全員がタオルを回し、池崎(崎の正式表記はたつさき)は「ロッキンラスト力出してくれー!」と煽り、満員の会場を盛り上げ一体感をみせ、INI初のステージは幕を閉じた。

今後も『SUMMER SONIC 2024』に出演するなど、結成3周年を迎え活動の幅を広げているINIに注目しよう。

INI OFFICIAL SITE
https://ini-official.com/