名古屋グランパスは30日、キャプテンの元オーストラリア代表GKランゲラック(35)が今季限りで退団することを発表した。

 ランゲラックは過去に母国クラブやドルトムント、シュツットガルト、レバンテを渡り歩き、名古屋がJ2からJ1に復帰した2018年に加入。数々のスーパーセーブでチームを救い、2021年にはルヴァンカップ優勝に貢献した。現在、クラブの歴代外国籍選手として最多の269試合に出場している。

 クラブ公式サイトを通じて「この名古屋グランパスという素晴らしいクラブで過ごした7シーズンはとても幸せでした」と振り返り、「たくさんの美しい思い出を胸に、いよいよオーストラリアで新たな一歩を踏み出す時が来ました」と表明。「素晴らしい経験をさせてくれたクラブとグランパスファミリーに心から感謝しています」と述べ、「このユニフォームを着ることができる限り、シーズンの終わりまで皆さんと共に闘い続けます」と誓っている。

 また、山口素弘GMは「ランゲラック選手のこれまでの偉大な功績に深く敬意を表するとともに心より感謝申し上げます」とし、「ランゲラック選手が名古屋グランパスのユニフォームを着るのは今シーズンが最後になりますが、ランゲラック選手とクラブがこれまで築いてきた関係は決して終わるものではありません。今後もクラブとランゲラック選手の素晴らしい関係、そしてランゲラック選手にとって幸せな人生が続いていくことを願っています」と語った。

以下、クラブ発表プロフィール&コメント全文

●GKミッチェル・ランゲラック

(Mitchell James Langerak)

■生年月日

1988年8月22日(35歳)

■出身地

オーストラリア

■身長/体重

193cm/79kg

■経歴

メルボルン・ビクトリー-サウス・メルボルンFC-メルボルン・ビクトリー-ドルトムント(ドイツ)-シュツットガルト(ドイツ)-レバンテ(スペイン)-名古屋

■出場歴

J1リーグ:228試合

カップ戦:25試合

天皇杯:9試合

ACL:7試合

■コメント

▽ランゲラック

「この名古屋グランパスという素晴らしいクラブで過ごした7シーズンはとても幸せでした。

たくさんの美しい思い出を胸に、いよいよオーストラリアで新たな一歩を踏み出す時が来ました。素晴らしい経験をさせてくれたクラブとグランパスファミリーに心から感謝しています。このクラブは本当に特別なクラブです。

一度そのクラブの一員になれば、クラブへの愛情は永遠のものだと信じています。このユニフォームを着ることができる限り、シーズンの終わりまで皆さんと共に闘い続けます。」

▽山口素弘GM

「ランゲラック選手のこれまでの偉大な功績に深く敬意を表するとともに心より感謝申し上げます。

ランゲラック選手は、クラブがJ2からJ1への復帰を果たした2018シーズンから、名古屋のゴールマウスを守り続けてきてくれました。

2019シーズンからは、それまで楢正剛がつけていた背番号1を背負い、ビッグセーブで何度もチームのピンチを救ってくれました。

2021シーズンには、J1連続無失点記録を28年ぶりに更新する823分間無失点とう偉業を達成してくれました。また、このシーズンはリーグ戦におけるクリーンシートが21試合というリーグ記録も打ち立てるなど鉄壁の守りで、クラブのルヴァンカップ初タイトルにも大きく貢献してくれました。 そして、昨シーズン、名古屋グランパスでの試合出場数を185とし、これまでクラブの外国籍選手としての最多出場記録を持っていたストイコビッチさんを抜き、クラブに在籍した外国籍選手としては歴代最多出場となり、名古屋グランパスとうクラブの歴史にその名を深く刻んでいただきました。 今シーズンはキャプテンとして、クラブのフィロソフィーでもある「Never give up」のスピリットを体現し、ここまでチームを牽引してきてくれました。

来シーズン一緒に闘うことができないのは非常に残念ではありますが、ランゲラック選手とご家族の決断を尊重したいと思います。

ランゲラック選手が名古屋グランパスのユニフォームを着るのは今シーズンが最後になりますが、ランゲラック選手とクラブがこれまで築いてきた関係は決して終わるものではありません。

今後もクラブとランゲラック選手の素晴らしい関係、そしてランゲラック選手にとって幸せな人生が続いていくことを願っています。」