『ビリオン×スクール』山田涼介×神木隆之介×志田未来が同じ画面に SNSでも話題沸騰
ドラマ『ビリオン×スクール』（フジテレビ系）第4話にて、ついに山田涼介、神木隆之介、志田未来の共演が実現した。
参考：山田涼介、理想の教師像は八嶋智人 『ビリオン×スクール』“初教師役”への意気込み
山田が高校教師・加賀美として主人公を務める本作には、毎話短い時間ながら神木が演じる校務員・内巻とのアドリブ合戦が繰り広げられており、一方で職員室では志田が英語教師の光井として教師たちによるやりたい放題のアドリブを必死に止める役割を担っていた。言うまでもなく、3人は2006年放送の『探偵学園Q』（日本テレビ系）で共演しており、第1話で神木がサプライズ登場したことにより、同じ画面に3人が揃うことがファンから期待されていた。
第4話のオンエア前には、志田のスタッフアカウントにて「今夜の放送は皆さん（赤面の顔文字）という表情になってしまうと思います。うふふ...です笑」と予告されており、結果的に3人の本格共演を示していたことになる。
共演シーンはというと、いつもの2人のやり取りが続き、加賀美のつらい過去を聞いてむせび泣く内巻を目撃し、光井が駆け寄ってくるというもの。「加賀美先生にやられたんですか？」「大人をこんなに泣かせるなんて何をしたんですか!?」と声を荒げる光井に、内巻……というかもはや神木が、「『んっ』とかやり出した」と加賀美の真似をすると、思わず山田と志田が堪えきれずに笑ってしまっている。「これを一回見せてください」と芝居を回す志田に応えて、山田が「んっ」の仕草を見せたところでCMへ。
番組の公式SNSだけでなく、山田や神木も志田を入れたスリーショットを自身のSNSにアップ。神木は「今回は事件起きてません！ 謎も解いてません！」と『探偵学園Q』にかけた内容でポストしている。ドラマは折り返しを迎えようとしている局面。最終回前にもう一度共演してくれたら……と思ってしまうのは筆者だけではないはずだ。
第4話の内容はというと、天才不登校児・竹中（山下幸輝）を学校に登校させるため、加賀美とのクイズバトルが展開される。出題／回答の両面での難解なセリフには舌を巻くが、竹中から出された「給食で甘いパンは？」という問題に、加賀美は戸惑いながらも小学校の時の断片的な記憶が蘇り、なんとか「揚げパン」と答えることができた。
先述した内巻とのやり取りの中で加賀美は小学5年生の頃に事故に遭い、その時の記憶を失っていると明かしている。加賀美の母（星野真里）はすでに亡くなっており、加賀美の父・治（市村正親）は息子の記憶を思い出させないようにしている。記憶が蘇る“可能性”として治が危惧しているのが、絵都学園校長の東堂（水野美紀）の存在だ。長期海外赴任中の東堂は、夏休み明けから校長に復帰することを宣言しており、加賀美と対面することで物語は一気に動き出しそうだ。また、光井が不意に見せた怪しげな視線も、彼女が隠しもつ秘密を予感させる。
（文＝渡辺彰浩）
