サロモンの「リカバリーサンダル」はグリップ力抜群。硬めソールで疲れ知らず
ただインソールが柔らかいだけじゃない。
先代のリカバリーサンダルを履きつぶし、新しいものを探していたところ見つけたのがサロモンの「REELAX BREAK 6.0」。ここ数年夏場はリカバリーサンダルばかり履いていたなかで、課題に感じていたリカバリーサンダルの「グリップ感」をこれなら克服してくれました。
インソールの柔らかさと、アウトソールの硬さのバランスがいい
リカバリーサンダルの選択肢が増えているなか、サロモンのREELAX BREAK 6.0を選んだのは、アウトソールのつくりがしっかりしていることが決め手。
急な豪雨が多いこの季節だからこそ、地面が濡れていても滑りにくいグリップ力のあるサンダルが欲しくて。また、自分の歩き方のクセのせいかアウトソールのやわらかいサンダルだと、なぜかよくつまづくんです。そんなこともあり、アウトソールが柔らかすぎないサンダルが欲しかったのです。
実際に履いてみると、インソールは程よい柔らかさで足裏全体にフィットするような履き心地。柔らかすぎないので、かかとが沈み込みすぎることなく足裏を支えてくれます。
そして、アウトソールはほかのリカバリーサンダルに比べて硬め。
リカバリーサンダルにしては、アウトソールの凹凸がゴツめで、このおかげでグリップ感抜群。このアウトソール、サロモン独自の「コンタグリップ」という天然ゴムのアウトソールで、グリップ性能と耐久性が特徴なのだとか。実際、雨の日に滑りやすいタイルの上でもツルッとなりにくいように感じています。
リカバリーサンダルらしい「疲れにくさ」も実感
連日1万5000歩以上歩いた4日間の旅先でも、このリカバリーサンダルが活躍。アスファルト、草むら、砂浜……と歩き回りましたが、本当に疲れにくい。1万5000歩も歩くと大抵かかとやひざがかなり痛くなってくるのですが、この時はそこまでには至らず。
リカバリーサンダルは柔らかさこそ正義だと思っていましたが、リカバリー目的ではなくたくさん歩く日はこのREELAX BREAK 6.0のように程よい硬さがあってもいいかもしれません。
また、ストラップは通気性がよくムレにくい。擦れてかゆくなったりすることもなく、外で歩き回って汗ばんだ日でも快適でした。疲れにくさも履き心地も完璧です。
ジャストフィットのサイズ感を選ぶのがおすすめ
このREELAX BREAK 6.0は、ジャストフィットのサイズを選ぶのが良さそう。普段23.5か24.0cmを選ぶことの多い私は、23.5cmをチョイス。ちなみに、この靴はAmazonにも出品されていて「Try Before You Buy」対象。サロモンは直営店が少ないこともあり試着のハードルが高めななか、Amazonで試着できるのはありがたい。
半分買った気で、一旦頼んでみるのもいいと思いますよ。ほかのリカバリーサンダルを使っている人は、このグリップ力に感動するはずです。
Photo: mio
