来季からハースでフォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するオリバー・ベアマン(2024年5月16日撮影)。(c)GABRIEL BOUYS / AFP

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【AFP=時事】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するハース(Haas F1 Team)は4日、19歳の英国人ドライバー、オリバー・ベアマン(Oliver Bearman)を来季から起用すると発表した。契約は「複数年」となっている。

 今季第2戦サウジアラビアGP(Saudi Arabian Grand Prix 2024)でフェラーリ(Ferrari)から出走したベアマンは、7位入賞という見事なF1デビューを飾った。

 ベアマンは現在フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)の一員で、フェラーリのリザーブドライバーでもあり、フォーミュラ2(F2、FIA F2選手権)にプレマ・レーシング(Prema Racing)から参戦している。

 ハースの小松礼雄(Ayao Komatsu)代表は、「オリバー・ベアマンのような才能ある若手ドライバーにF1最初のフルタイムシートを用意できて興奮している」「彼はフェラーリ・ドライバー・アカデミーの指導の下、信じられないほど成熟したドライバーに成長した。サウジアラビアGPに出走するため間際に呼び出されたとき、世界がそれを目の当たりにした」と述べた。

 ベアマンは3月、サウジアラビアGPで虫垂炎にかかったカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)の代役を務め、フリー走行3回目のみを走っただけながら予選で11番手に入ると、決勝では7位に入った。

 これにより来季のF1では、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)とジョージ・ラッセル(George Russell)、マクラーレン(McLaren)のランド・ノリス(Lando Norris)にベアマンが加わり、4人の英国人ドライバーが争うことになる。

【翻訳編集】AFPBB News

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