コミュニケーションの基本とも言える「挨拶」。挨拶をきっかけに会話がスタートしたり、良い人間関係を作るための第一歩として、大切なものです。でも、誰にでもいつでも笑顔で挨拶ができるかと問われると、自信を持ってイエスといえる人は少ないのではないでしょうか。

今回は、知らない人にも笑顔で挨拶をするお母さんについてのエピソードです。

主人公の女性が母親といっしょに近所を歩いていると、向かいから歩いて来た人に笑顔で「こんにちは〜」と挨拶。しかし、相手がびっくりしている様子を見て、知り合いなのかと尋ねると「全然!」と即答。そんな母親の行動を疑問に思い、理由を聞いてみると意外な返答がきて…。






無邪気に「なんで知っている人しか挨拶しないの?」と言われると、「そう言われれば、確かに…」とぐうの音も出ないですよね。まして笑顔で挨拶されたら、最初は驚きはするものの、明るく温かい気持ちになります。

主人公の女性がそんな母親を尊敬しているというように、挨拶ぐらいは壁をつくらず素直に誰にでもできたら、何か世界が少し変わるのかもしれないと感じたエピソードでした。

みなさんの中でも、母親の尊敬しているところやちょっと変わったエピソードなど、愛すべき家族のお話しがあればぜひ教えてください。

イラスト/最上うみみ

※このお話は実話を元に編集しています。



(佐々木彩子)