6回2死一、二塁で左翼に決勝3ランを放った札幌豊平の中村

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◆ボーイズリーグ◇日本少年野球北海道選手権 最終日 ▽決勝 札幌豊平ボーイズ6−3旭川大雪ボーイズ

 札幌豊平ボーイズが6―3で旭川大雪ボーイズを下し、7年ぶり4度目の優勝を決めた。3―3の6回裏2死一、二塁で1番・中村悠希(3年)が左翼へ決勝3ラン。最優秀選手賞に輝いた。札幌豊平は日本少年野球選手権(8月2日から大阪)、全日本中学野球選手権(ジャイアンツカップ)道地区大会(7月6日、夕張)、ファイターズ・チャンピオンシップU―15(8月16日、エスコン)に出場する。

 札幌豊平の乗っている1番打者が“驚弾”で試合を決めた。6回に追いつかれたが、その裏、2死一、二塁で中村が内角高めの直球を強振、打球は左翼ポール際の芝生席に吸い込まれた。初体験のサク越えが決勝3ラン。見逃せばボールだったが「好きなコースだったので。でも、まさか入るとは…。最高です」。この日は右翼で好守も見せ、逆転打を放った前日の準決勝から絶好調。「全国大会でも長打を打ちたい」と好感触が残る手のひらを握った。