ジョージア代表がEUROで史上初の勝ち点を獲得【写真:ロイター】

写真拡大

EURO本戦に初出場のジョージアが1-1でチェコと引き分け

 欧州選手権(EURO)グループF第2節が6月22日に行われ、ジョージアとチェコが1-1で引き分けた。

 今大会唯一の初出場国ジョージアにとっては歴史的な勝ち点獲得となった。

 グループFでともに初戦を落とした同士の対戦。チェコで前半23分、右サイドからのロングスローからFWアダム・フロジェクがゴールネットを揺らしたが、最後は手で押し込んだとしてノーゴールに。先制点は幻となった。

 すると前半アディショナルタイムにチェコのDFロビン・フラナーチがエリア内でハンドの反則をとられ、ジョージアがPKを獲得。これをFWジョージズ・ミカウタゼが右隅に沈めて試合の均衡が破れた。

 1点ビハインドを背負ったチェコだったが、後半14分にコーナーキックからシックが押し込んで試合を振り出しに戻した。同23分には得点を決めたシックが右足を痛めて途中交代となるアクシデントに見舞われたが、その後もチェコがジョージアを押し込む展開となった。
 
 しかし、その後はスコアに動きがないまま試合終了のホイッスル。両チーム合わせ9枚ものイエローカードが出た試合は1-1で痛み分けとなったが、ジョージアにとってはEUROで同国史上初の勝ち点獲得という歴史的な結果となった。(FOOTBALL ZONE編集部)