「ヤンキースはお金が好きだし…」球場内外も“異様”な盛り上がり! 現地記者「ドジャースタジアムで見かけることはない」

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ドジャースとヤンキースの一戦は異様な盛り上がりを見せた(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平は現地時間6月7日(日本時間8日)、敵地でのヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場し、5打数無安打。試合はドジャースが延長11回タイブレイク、一死一・二塁でテオスカー・ヘルナンデスの左翼への適時二塁打で2点を入れ、その裏にヤンキースに1点を返されたが、そのまま2-1で熱戦を制した。

【画像】全米注目の一戦!ヤンキースタジアムで売られていた大谷とジャッジのコラボキャップ

 この日、大谷が最初の打席に立つと球場はブーイングに包まれた。第1打席は二ゴロに終わり、大きな拍手も湧き起こる異様な雰囲気となった。3回の第2打席は初球を打って中直、5回の第3打席は一ゴロ、8回の第4打席は左飛に打ち取られてしまった。

 0-0のまま両チーム無得点で延長10回に突入すると、第5打席は二死一・二塁で一塁へ強烈な打球を放ったが一ゴロに倒れて、得点を挙げることはできず、5打数ノーヒットだった。

 大谷を迎えたヤンキースタジアムのグッズショップも盛り上がった。ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のダグ・マケイン記者は自身のXで「ヤンキースは以前、オオタニがエンゼルスにいたときもジャージを売っていた。ヤンキースはお金が好きだし、オオタニは球界最大のスーパースターだ。しかし、ドジャースタジアムでアーロン・ジャッジのジャージが売られているのを見かけることはないだろう」と、大谷とアーロン・ジャッジのコラボキャップの写真を添えて投稿している。

 先発の山本由伸は7回無失点の好投。強力なヤンキース打線をわずか2安打に抑え、7奪三振と圧巻の投球を披露した。それだけに7勝目を手にしたかったが、次戦がさらに楽しみになる投球だった。防御率は「3.00」となっている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]