錦織圭、右肩痛で途中棄権 3年ぶりGSの全仏は2回戦敗退
![全仏オープンテニス、男子シングルス2回戦。サーブを打つ錦織圭(2024年5月30日撮影)。(c)Bertrand GUAY / AFP](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/0/f/0fda3_1351_e846bf3e_a8ebd465-m.jpg)
試合はもともと29日に始まっていたが、雨天順延となっていた。
初戦は予選勝者のガブリエル・ディアロ(Gabriel Diallo、カナダ)をフルセットで下していたが、4時間22分に及んだマラソンマッチの影響もあり、2021年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2021)以来となるグランドスラムの復帰戦は残念な結末となった。
錦織本人も「残念ながら、(1回戦で)5セットを戦い、(2回戦では)肩の準備ができていなかった」と認め、「最初は問題なかったが、1、2セットをプレーし終えて痛み始めた。もう1セットはプレーできたかもしれないが、鋭い痛みが出始めたからやめた」と説明した。
2014年の全米オープンで準優勝している34歳の錦織は、股関節や足首、膝を立て続けに負傷し、この2年はほとんどツアーでプレーできておらず、今大会にはプロテクトランキングを利用して出場していた。
【翻訳編集】AFPBB News
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