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大ヒットドラマ鞠子役で世界的ブレイクを果たした日本人俳優のアンナ・サワイが、豪華俳優陣と共に米業界誌The Hollywood Reporterのエミー賞特集号(2024年5月29日号)にて表紙を飾っている。

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「ドラマ・クイーンたち(Drama Queens)」との見出しが踊るカバーアートで、サワイはニコール・キッドマン、ジェニファー・アニストン、ブリー・ラーソン、ナオミ・ワッツ、ジョディ・フォスター、ソフィア・ベルガラと共に並んでいる。彼女たちは白の衣装で統一されている。

メディアのSNSではトーク企画の一部が公開されており、サワイが「日本人女性は性的に描かれていただけでなく、男性キャラクターとの関係性によって定義されたり、サブキャラクターとして扱われたりしていました」と語るのを、キッドマンやフォスターが真剣な眼差しと共に耳を傾けている様子が確認できる。「日本人女性と聞くと、従順で、性的で、アクションができそうとよく言われていました。私は、“そんなの私たちじゃない”と感じていました。私たちはもっと複雑なのです」。

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サワイはかつて日本でavex所属のグループ「FAKY」のメンバーとして活動した後に渡米。ドラマ「Giri/Haji」(2019)や映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2021)でそれぞれ重要な役を務めたのち、「SHOGUN 将軍」では主役級キャラクターの1人である戸田鞠子役に抜擢。日本語と英語を使い分けながら、力強く繊細な演技を披露して大評判を呼んだ。日本人の多くが活躍する「SHOGUN 将軍」は海外では爆発的なヒットとなっており、サワイは一躍時の人となっている。

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「SHOGUN 将軍」は本年度エミー賞(第76回)の最有力候補とされており、米業界では主演女優賞にはサワイが相応しいとする声も多い。日本人初となる快挙を果たす可能性も予想されており、この度のThe Hollywood Reporterでの企画によって、サワイの世界的な注目はさらに高まりそうだ。

なおアンナ・サワイは、また別の業界有力誌であるVarietyによる企画で、「ロキ」とする。

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