5月27日に、膵ガンのため大阪市内で亡くなった漫才コンビ「今いくよ・くるよ」の今くるよさんの訃報を受け、同じ吉本興業に所属する西川きよしさんらが追悼のコメントを発表しました。それぞれ全文をご紹介します。

【映像】今くるよさん死去 西川きよしら吉本芸人が追悼

西川きよし
 女性漫才師として「漫才ブーム」を牽引されていたことが強く印象に残っております。舞台では、クリスマスツリーを彷彿とするくらい常に華やかな衣装を身にまとい舞台に出るだけでも周りの雰囲気が明るくなり子供からお年寄りまで多くの方々に愛されていました。番組で忙しい時でも、収録終わりによく食事にご一緒しましたが、食べっぷり、飲みっぷり、払いっぷりの良い最高のお二人でした。とても楽しかったことを懐かしく思います。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

<ぼんちおさむ>
 今くるよさん、逝ってしもたか。どんどん寂しくなるな。相方のいくよさんが亡くなって、ひとりになっても気丈に頑張ってはりましたね。まわりの人にも気配りする人で、本当に残念です。また、相方のいくよさんとあったら「どやさ」と言いながら漫才して下さいね。漫才ブームを一緒に走りぬけた戦友です。ありがとうございました。お疲れ様でした。

<里見まさと>
 1980年代の漫才ブーム、共に闘った仲間がまた1人逝かれました。お二人には、大変お世話になっており……多くの事を学ばせて頂きました。短くまとめた言葉が見つかりません。本当に短くでは感謝や思いは語り尽くせません。今はただ、ご冥福をお祈りいたします

宮川大助
 漫才のことで、頭いっぱいになっていた僕に「あんたの相方は、お母さんでもあって、奥さんでもあるんやから、子供を学校にいかして、家事もして、そこから漫才に切り替えてる事は
めっちゃくちゃ大変なこと!あんたのこの世で1番の宝物なんやで!!」と何度も教えて頂きました。ありがとうございました。

宮川花子
 なんでも、いくよねーさん!くるよねーさん!と頼ってましたし、わたしたち夫婦にとって本当のお姉さんでした。1番お礼をお伝えしないといけない師匠です。ゆっくりおやすみください。

(『ABEMA NEWS』より)