【バレーボール】元日本代表セッター宮下遥「やり切った」笑顔の引退会見
【動画】宮下遥 引退会見|https://youtu.be/LF_AKqPygaM
バレーボール元日本代表セッター・宮下遥が16日、引退会見を行った。
2009年、当時15歳にしてVリーグでの初出場を果たすと、翌2010年に日本代表メンバーに初選出され『天才セッター』として名をはせた。
2016年にはリオデジャネイロ五輪に出場するなど、日本が誇る司令塔として活躍も、今季限りでの現役引退を表明していた。
開幕前に「この1年を最後にしよう」と心に決めていた。リーグ戦などが終了した4月末に「やりきった」と、シーズンを締めくくる黒鷲旗全日本男女選抜大会での引退を発表。
自身が15年前にデビューをした思い出の大会で最後のコートに立った。
宮下が攻撃を司るチームは快進撃をみせ、史上初の決勝に進出する。迎えた現役最終戦の大舞台でも、変わらぬ果敢なトスワークを披露。ここまでタイトル獲得経験はなかった宮下が、自身に加え、チームにも初タイトルをもたらし有終の美を飾った。
今後は決まっていないと話すが「ここまでバレーボールに育ててもらった。バレーボールに関われる何かで頑張れれば」。晴れやかな笑顔で今後の展望を口にした。