この日の米消費者物価指数(CPI)を受けてドル売りが強まる中、きょうのユーロドルは買いが加速している。きょうの上げで200日線を上放れしているほか、100日線も突破している。本格的なリバウンド相場に入る可能性を高める展開が見られている状況。

 本日は欧州委員会が経済見通しを公表しており、今年と来年のインフレ見通しをそれぞれ、2.5%、2.1%の下方修正してきた。一方、来年の成長見通しは1.4%に上方修正している。市場はECBの6月利下げをほぼ確実視している状況だが、その見方を追認する内容ではある。

EUR/USD 1.0874 EUR/JPY 168.52 EUR/GBP 0.8580

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美