Photo: Andrew Liszewski | Gizmodo

AirPodsを安価で手に入れたい人は多いでしょう。でも、ネットで見つけた格安品に飛びつくのはちょっと待って。AirPodsの偽物って思っているよりも多いんです。

だから、高いと思ってもAppleの直営店や公式オンラインショップ、家電量販店などで買うのがベスト。もしすでに手に入れてしまっていて、本物か偽物かわからないという人はこの記事を参考にしてみてください。

1)箱のシリアルナンバーをチェック

Photo: Dua Rashid / Gizmodo

まずは、箱の内側に書かれているシリアルナンバーをチェックしてみてください。

その番号をCheck Coverageというページに入力します。本物であれば、AirPodsのモデルや購入日、保証の詳細が表示されます。

2)ケースのシリアルナンバーもチェック

Photo: Dua Rashid / Gizmodo

AirPodsのケースの内側にもシリアルナンバーが記載されています。

この番号がプリントされているのは、左右どちら側でも問題ありません。Redditのポストによると、Appleはケースの内側にプリントされているシリアルナンバーの位置に関して明確なルールを定めていないため、製造された地域などによって違いが生じているようです。

箱とケースのシリアルナンバーが同じなら本物だと言えるでしょう。

3)AirPods本体にもシリアルナンバーあり

Photo: Dua Rashid / Gizmodo

文字が小さいのでわかりにくいのですが、AirPods本体にもシリアルナンバーがプリントされています。

これは両方にプリントされていて、どちらも同じナンバーです。

ただ注意したいのは、これらのナンバーは箱とケースにプリントされているものとは異なるということです。

4)iOS17ならメッセージが表示される

Image: MacRumors

iOS17を使っているなら、確認作業は簡単です。

iPhoneと接続しようとすると「このヘッドホンは本物のAirPodsとして検知されず期待通りに動作しない可能性があります」というメッセージが表示されます。

5)memojiが表示されるかどうか

Screenshot: Tiktok / briantong

AirPods Pro2のユーザーが充電ケースにmemojiを刻印した場合、ペアリング後の接続ステータスにもmemojiが表示されます。

6)同梱ドキュメントの数をチェック

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AirPodsには、マニュアル、保証書、安全シートの3つのドキュメントがついてきます。足りなかったら偽物の可能性あり。

7)重さを測る

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AirPodsの重さを計測することで本物かを見極める方法もあります。偽物のAirPodsの多くが内部コンポーネントを減らしているらしく、軽い傾向があるのです。

実際のモデルの重さは、AppleのAirPodsの仕様欄に掲載されています。

8)パッケージの脆弱さで判断する

Photo: Dua Rashid / Gizmodo

美は細部に宿ると言いますが、Apple製品はパッケージにも完璧を求めています。

なので、パッケージが少しでもずれていたり、フォントがずれていたり、スペルミスや誤植、怪しげなロゴがあれば偽物の確率高し。

あと、AirPodsは白のみ。白か白以外か、でも見極められるでしょう。

10)ボタンは付いていない

Andrew Liszewski | Gizmodo
左からAirPods(第2世代)、AirPods(第3世代)、シリコンチップを取り外したAirPods Pro(第1世代)。

偽物には、感圧センサーではなくボタンがついていることが多々あります。AirPodsのステムにはボタンはついていません。また、ケースの後ろのペアリングボタンは凹凸ではなくフラットです。もし少しでも凹凸が感じられたら偽物を疑うべきでしょう。