中国電子商取引Temu、個人情報利用の「誤解」でキャンペーン中止
![米アップルのアプリストア「アップストア」に表示された中国の電子商取引市場「ティームー」のロゴ(2023年2月23日撮影、資料写真)。(c)Stefani Reynolds / AFP](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/a/b/ab936_1351_71bb0c6d_a30b564f-m.jpg)
ティームーは今月、英イングランドとフランスを対象に、アプリをダウンロードした上で、紹介した「友だち」の承認が得られた利用者に対し、最大100ユーロ(約1万6400円)相当のクーポンを配布するキャンペーンを展開。ただし、多岐にわたる個人情報を無期限かつ通告なしに使用できる権限をティームーに付与することを応募の条件としていた。
ティームーはAFPに対し、キャンペーンは「フランスで大成功を収めた」としたが、「顧客情報の利用範囲をめぐる誤解」があったため英仏両国で中止したと説明。実際には利用者の名前と写真のみが対象だったとした。一方、他の国でもキャンペーンを実施しているのかとの問いには返答はなかった。
【翻訳編集】AFPBB News
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