黒星発進の阪神・岡田監督は「大山はちょっとなあ。明日の状態を見ないと分からへん」と4番交代も示唆
◇セ・リーグ 阪神0−4巨人(2024年3月29日 東京D)
阪神は攻撃をつなげることができず、開幕戦完封負け。前年セ・リーグ優勝チームの開幕戦は17年広島から6連勝中だったが、これも止まった。近本の右前打、中野の捕前バント安打で築いた3回1死一、二塁の先制機で、森下の打球は梶谷のダイビングキャッチに阻まれ、右飛併殺で逸機。森下、大山、佐藤輝で組んだ球団史上初のドラフト1位開幕クリーンアップも無安打に封じられた。岡田監督はオープン戦終盤を欠場し、この日も3三振の大山について「ちょっと踏ん張れてない。明日の状態を見ないと分からん」とスタメンから外す可能性を口にした。以下は一問一答。
――紙一重の試合だった。
「なあ。流れ変わったな、梶谷のところな」
――あれが抜けていたら大違い。
「そら、大違いやろ」
――青柳は球は走っていたが。
「おお、そんな悪くなかったと思うけどな。自分で、ちょっとボークもなあ。あれなあ。もったいなかったけど」
――その後も集中力切らさず投げた。
「まあな、結局、梶谷になったからのお。あのホームラン痛かったけどなあ。1点じゃのお、全然な、そらわからんかったけどな」
――木浪のバックホームの判断は。
「いやいや、そらバックホーム態勢やから、そら当たり前やから」
――2点目を取りに巨人が走者を進めてきたが。
「ああ、だからそれ言うてるやん、メンバーが走るメンバーがあるからやってくるいうのはだいたいのお」
――中盤以降、戸郷も立ち直った。
「全然立ち直ってないやろ、おーん。そんなええことないと思ったけどな、おーん。まあでもな、あっこからやったけどな、ホームランが大きかったよな、おーん。まあ100(球)いっとったからな、6回までやな思っとったからな。1点と3点の違いやわな、投げんのも」
――西館を含めて巨人の勝ちパターンは手ごわそうか。
「いや、そらない。まだそんなん1試合でお前(笑い)」
――大山と佐藤輝が打たないと。
「大山はちょっとなあ。踏ん張れてないなあ」
――突貫的に出場した。
「どっしり振れてないもんな。ストレートにな」
――センターフライもスタンドまで行ってもおかしくなかった。
「そら万全じゃないなあ。今日のスイングを見とったら、万全じゃないよな。そら、フリーバッティングのボールと違うからのう。まあでも、今日に合わせてたわけやからのう」
――前川はいいものを見せてくれた。
「だってええものっていうか、打つと思っているから右ピッチャーで使うって言うてるんやから。ええもんじゃない。それは。普通。そうやろ?」
――大山は使いながらか。
「ちょっと明日の状態見な分からへんなあ。もう最後もちょっとなあ」
――そんなに悪いか。
「そらあ試合出てなかったんやから」