新宿に「都庁超え」のビルが!

新宿駅西口再開発の新築工事が着工

 小田急電鉄と東京メトロ、東急不動産の3社は2024年3月25日、「新宿駅西口再開発計画」の新築工事に着手したと発表しました。


小田急の車両(画像:写真AC)。

 この再開発計画は、小田急百貨店などの跡地に、オフィスや商業施設、ビジネス創発拠点などが入る超高層ビルを建設するものです。

 小田急電鉄と東京メトロ、東急不動産が事業者となる「A区」と、小田急電鉄が単独で推進する「B区」にそれぞれ再開発ビルが建設されます。いずれも2029年度に完成する計画です。
 
「A区」の施設規模は、地上48階地下5階延べ約25万1000平方メートルです。高さは約260mで、東京都庁を上回る高さの超高層ビルが建ちます。

 施設は地下2階〜地上10階に商業施設、12〜13階にビジネス創発施設、14〜46階にオフィスが入る見込み。47〜48階には眺望を活かした施設を設けるとしています。

「B区」の規模は地上8階地下2階延べ約2万8000平方メートル。商業施設や駅施設が入ります。