安達祐実が主演「同情するならカネをくれ」で大ブレイクした『家なき子』TVerで無料配信中!

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当時12歳だった安達祐実が主演したドラマ『家なき子』(日本テレビ系、1994年放送)が、民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて期間限定で無料配信中。

同作は、まともに働かず酒とギャンブルに溺れた父親から虐待を受け、生活を支えるために昼夜働いていた母が病に伏すという状況下に置かれた小学6年生の女の子が主人公。理不尽な環境の中でも困難に負けずに生きていく様を描いた物語だ。学校にも家庭にも居場所のない少女だったが、なぜか懐いてきた犬には心を許し、支え合いながら行動を共にする。

第1話では、教室内で月謝袋が盗まれたと大騒ぎに。犯人の相沢すず(安達)は泣いて無実を釈明するが、全ては入院する母・陽子(田中好子)の手術費を稼ぐためだった。ある日一時退院した陽子に義父・悟志(内藤剛志)が暴行。耐えかねたすずは復讐を決意し、悟志がいるはずの自宅に火をつけるが……。

12歳でドラマの主役に抜擢された安達は、本作の出演をきっかけに天才子役として大ブレイク。建前で生きる大人に対し、「同情するならカネをくれ」と放った少女のこの一言には強烈なインパクトがあり、その年の流行語となった。

共演は保阪尚希や水野真紀、京本政樹、小柳ルミ子、小倉一郎などが登場。続編である『家なき子2』(1995年放送)では、すずの最大の理解者となる高校生役を堂本光一(KinKi Kids)が演じた。

現在TVerでは第1話〜第6話が配信(〜3月27日(水)11:59予定)、第7話〜第12話は3月27日(水)に配信予定。また、現在TVerでは恒例の「名作ドラマ特集」が開催中。『家なき子』を含め250タイトル以上の人気作が配信されている。