男子テニスの錦織圭。写真はアトランタ・オープン、シングルス1回戦出場時(2023年7月28日撮影、資料写真)。(c)Adam Hagy/Getty Images/AFP

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【AFP=時事】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2024)は21日、男子シングルス1回戦が行われ、長期の負傷離脱から復帰した元世界ランク4位の錦織圭(Kei Nishikori)は3-6、4-6でセバスチャン・オフナー(Sebastian Ofner、オーストリア)に敗れた。

 この2年間ほとんどのツアー大会を欠場している錦織は、昨年7月のアトランタ・オープン(Atlanta Open 2023)以来となるツアー大会にワイルドカード(主催者推薦)として出場したが、トレーニングと同様の動きを見せられず、オフナーのスピードにもついていけなかった。

 試合後に錦織は「良い練習ができて、良いプレーができると思っていた。トレーニングではリズムもボールの感触もかなり良かったけれど、試合では全く違った」と振り返った。

 34歳の錦織はランキングのポジションを取り戻すという大きな課題に直面しているが、ゆくゆくはエリートレベルに復活できると信じている。

「現時点で明確な目標はない。ただたくさん試合に出たいだけ。慣れるまでには時間が必要で、健康を維持するのが今年の唯一の目標だと思う。できるだけ多くの試合に出場するようにしていきたい」

【翻訳編集】AFPBB News

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