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現在、ワーナー・ブラザース&DCに『ワンダーウーマン』の新作をつくる計画はない──。ガル・ガドット主演『ワンダーウーマン』シリーズを手がけたパティ・ジェンキンス監督が語った。

ワーナーの映像配信サービス・Maxのポッドキャスト「Talking Pictures Podcast」に登場したジェンキンスは、自身の『ワンダーウーマン』が「当面の間、おそらく永遠に」終わったものと認めた。『ワンダーウーマン』(2017)から始まったシリーズは、続編『ワンダーウーマン 1984』(2020)を経て第3作が製作予定だったが、2022年12月に企画が頓挫している。

この背景にあるのが、ジェームズ・ガン&ピーター・サフラン率いるDCスタジオによるユニバースの再編だ。それ以前のユニバースを仕切り直し、ガン&サフランは新たな計画をほとんどゼロから立ち上げ直しているのである。『ワンダーウーマン』シリーズについて今後の発表はなされていないが、ガドットの再演も現時点では不明だ。

ジェンキンスは「彼ら(ガン&サフラン)は『ワンダーウーマン』を当面作ろうとしていない」とも明かしている。「今のDCで起きていることは簡単な仕事ではありません。ジェームズ・ガンとピーター・サフランは自分自身の計画に力を入れるべき。彼らがどんなことを、どんな理由で計画しているかは知りませんが、その仕事の大きさには心を寄せています」

新生DCユニバースでは、ワンダーウーマンの故郷セミッシラを描くテレビシリーズ「パラダイス・ロスト(原題)」の製作が発表されているが、ワンダーウーマン本人の登場は不明。以前、ガンはワンダーウーマンのアニメーション作品を企画しているともが、そちらも続報は到着していない状態だ。

なお『ワンダーウーマン』第3作が頓挫したのち、ジェンキンスは一時頓挫していた『スター・ウォーズ』の新作映画『スター・ウォーズ:ローグ・スコードロン(原題)』に。まだ企画の初期段階とあって実現可能性は未知数だが、すでにジェンキンスは脚本の草稿を手にしているという。

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