タンクトップ髭マッチョおじさん、なぜ起用? 赤城乳業「かじバタ牛クッション」プレゼントキャンペーンにツッコミ続出
2024年2月20日、ガリガリ君などで知られる赤城乳業(本社:埼玉県深谷市)はSNSを中心に話題となった「かじるバターアイス」シリーズの新商品「かじるバター&クッキー」を発売した。
これを記念して同社は19日からプレゼントキャンペーンを開始。その告知に使用された画像にツッコミが相次いでいる。
......どなた?
こんがり焼けたクッキー色のウシ型クッションを抱きしめるマッチョなタンクトップおじさん。穏やかに微笑んでいるが、坊主・ヒゲ・腕に浮く血管のイカつさは隠せない。
可愛らしいクッションとのギャップが甚だしすぎるモデルの起用に、X上ではこんな声が。
「戦場を知ってそうなおじさん」
「おじさんが気になる」
「このニューヨーク市警所属でクリスマスに妻に会おうとしたら、テロリストに占拠されたナカトミプラザビルで孤軍奮闘しそうなおじさんは誰なん?」
「屈強なおじさまもうっとりしてしまうかわいさ」
「このおじさんほしい」
かじバタ牛クッションより、おじさんのことが気になってしまうXユーザーが続出中なのだ。
なぜ、クッションの抱きしめ役におじさんは抜擢されたのか。Jタウンネット記者は28日、赤城乳業を取材した。
ギャップって大事
新作アイス「かじるバター&クッキー」は北海道産バターをふんだんに使用したバターアイスに、北海道産発酵バターを使用したクッキーを混ぜ込んでいる。
そんなアイスを食べるシーンと親和性のあるアイテムを考え、「お部屋でくつろぎながら堪能していただきたい」という思いから、大きなサイズのかじバタ牛クッションは作られた。
かじバタ牛クッションのプレゼントキャンペーンには、X上で赤城乳業の公式アカウントをフォローし、告知投稿にハッシュタグ「#かじバタ牛クッション」をつけて引用リポストすることで応募する。
そこで、赤城乳業は「思わず反応したくなるもの」「イメージとのギャップやズレが面白いもの」を告知に使いたいと考えた。
結果、誕生したのが、お部屋のなかで牛のクッションを愛おしそうに抱いているマッチョな坊主おじさんだったのだ。
先述の通り、X上にはおじさんへのツッコミがいっぱい。「思わず反応したくなる」という狙いはバッチリはまったようだ。
(2024年3月1日12時20分編集部追記:赤城乳業から要望があり、本文中の表記の一部を修正しました)