ガーミンジャパンは2月22日、プロアスリートからランニング愛好者まで、幅広いランナーに向けたGPSウォッチ「Forerunner 165」および「Forerunner 165 Music」を発表した。同日から予約を開始し、2月29日に発売する。価格はForerunner 165が39,800円、 Forerunner 165 Musicが44,800円。

エントリー向けのランニングGPSウォッチ新製品「Forerunner 165」シリーズ

Forerunner 165はランニング初心者におすすめのエントリーモデル。1.2インチのAMOLEDディスプレイを採用した円形画面のGPSウォッチで、大きな数字や文字、グラフ表示などにより、ランニング中にデータが見やすいデザインを採用した。

操作は5つのボタン操作に加え、タッチスクリーン操作も可能で、ランニング時は誤動作を防ぐボタン操作、日常生活ではタッチ操作と使い分けられる。

Forerunner 165

ランニングに役立つ多彩な機能も特徴。目標に応じて専門的なアドバイスと無料のトレーニングプランを提案する「Garminコーチ」、どれだけのパワーを発揮しているかを計測できる「ランニングパワー」、現在のトレーニング負荷に基づいてワークアウトメニューを提案する「おすすめワークアウト」、パフォーマンスの指標である最大酸素摂取量を計測する「VO2 Max」など、多くのランニング機能を用意する。

また、ウォッチが事故の発生を検知した場合、あらかじめ設定した連絡先にリアルタイムの位置情報を緊急送信する事故検出&救助要請機能も備える。

左から、ランニングデータ、ランニングパワー、ランニングダイナミクス、PacePro、おすすめワークアウト

位置情報は4衛星測位システムで、GPS/GLONASS/GALILEO/みちびき(補完信号)をサポート。バッテリ―駆動時間はGPSモードで約19時間、スマートウォッチモードで約12日間。

ヘルスモニタリング機能は、心拍数、呼吸数、歩数、消費カロリー、血中酸素トラッキングなどの基本機能のほか、睡眠中の心拍数の変動をモニタリングするHRVステータス、睡眠の質を測る睡眠スコア、ストレススコア、独自のBody Batteryなどを搭載する。

左から、HRVステータス、Body Battery、血中酸素トラッキング、睡眠スコア、モーニングレポート

ランニング以外のアクティビティでは、トラックラン、トレイルラン、ウルトラランなどの競技種目のほか、サイクリング、筋トレ、ヨガ、水泳など25種類以上のスポーツに対応。

日常生活向け機能としては、Suicaによるタッチ決済(Garmin Pay)、スマートフォンと連携する通知・発着信機能などを搭載。Forerunner 165 Musicでは、Spotify、Amazon Music、LINE MUSICといったストリーミングアプリからプレイリストを同期し、最大450曲を本体に保存できる音楽機能も備える。

Forerunner 165 MUSIC

カラーは、Forerunner 165がブラックグレー、ホワイトグレーの2色。Forerunner 165 Musicがブラックグレー、ホワイトグレーに加え、ターコイズ、ベリーの計4色で展開する。

防水性能は5ATM(50m防水)、接続機能はANT+、Bluetooth、USB、Wi-Fi(Musicのみ)。本体サイズは43×43×11.6mm、重さは39g。搭載センサーは光学式心拍センサー、電子コンパス、気圧高度計、加速度計など。