米ツアー9勝目をマークした松山英樹【写真:ロイター】

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松山がジェネシス招待で米通算9勝目

 米男子ゴルフのジェネシス招待が18日(日本時間19日)まで米カリフォルニア州のリビエラCC(7322ヤード、パー71)で開催され、松山英樹(LEXUS)が最終日に9バーディー、ボギーなしの62と大爆発。6打差を逆転する劇的な優勝で米ツアー9勝目を挙げた。これでチェ・キョンジュ(崔京周、韓国)の8勝を抜き、アジア勢トップに。偉大な記録を更新されたチェ・キョンジュは「あなたのレガシーがこの先何年も続くことを祈っている」などと改めて祝福の言葉を記している。

 最終日、7位から出た松山は3連続バーディーを3度も記録。そのうえノーボギーという安定感で、難コースにもかかわらず「62」のビッグスコアをを叩き出した。15番パー4では2打目をピン横20センチにつけるなど、スーパーショットで現地ファンを沸かせた。

 2022年1月のソニー・オープン以来2年ぶりの復活優勝となり、これでアジア勢最多の9勝目。記録を抜かれたチェ・キョンジュは、優勝直後に自身のインスタグラムのストーリー機能で「Congratulations、ヒデキ・マツヤマ!」と英語で祝福していたが、改めての投稿でも松山を称えている。

「親友のヒデキ、おめでとう。記録は破られるためにあり、それをあなたがやってくれたことを誇りに思う」と祝福を記し、続けて「あなたはとても素晴らしい紳士で、ゴルフ界はあなたという存在がいて幸運だ。9度目のPGA優勝に乾杯。そしてあなたのレガシーがこの先何年も続くことを祈っている」と人柄を称えつつも更なる活躍を期待している。

(THE ANSWER編集部)