優勝トロフィーを掲げて笑顔をみせる松山英樹【写真:ロイター】

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格上げ大会となったジェネシス招待でV

 米男子ゴルフツアーのジェネシス招待は18日(日本時間19日)、米カリフォルニア州のリビエラCC(7322ヤード、パー71)で最終日が行われた。7位で出た松山英樹(LEXUS)は9バーディー、ボギーなしの62で回り、通算17アンダー。6打差を大逆転しての米ツアー9勝目をマークした。約2年ぶりの優勝で獲得した賞金は400万ドル(約6億円)。文字通り“桁が違う”金額に、ネット上の日本人ファンからは「凄すぎ」「スケールが違うわ」といった驚きの声が上がっている。

 鮮やかな大逆転劇だった。出だしの1番パー5はティーショットこそやや右に曲げたが、しっかりバーディー発進。3番まで3連続バーディーで追撃態勢を整えると、後半も10番からまたも3連続バーディーでスコアを伸ばして首位争いに顔を出した。15番パー4からこの日3度目となる3連続バーディーで一気にトップに浮上。ボギーなしと安定感もあり、62のビッグスコアでホールアウト。後続の追い上げをしのいだ。

 今大会は「シクネチャー・イベント」と呼ばれる年間8試合の高額賞金、高ポイントの一つで、優勝賞金が昨年の360万ドル(約5億4000万円)から400万ドルにアップ。そんな大会での優勝にX(旧ツイッター)上の日本人ファンも驚いている。

「スケールが違うわ」
「優勝賞金6億って国内ツアーの20〜30勝分の価値があるなw」
「星野のカタールマスターズの優勝賞金が6300万 アメリカツアーが10倍だ」
「久々の優勝がPGAポイント、賞金額ともバカ高いシグネチャー大会というのが強い!」
「賞金もデカい大会なんだよなぁ(羨)」
「夢のある世界」
「凄すぎワロタ」

 松山は今回の優勝で年間総合ポイント(フェデックスポイント)ランキングも54位から一気に3位に浮上。世界ランクも55位から20位に浮上した。

(THE ANSWER編集部)