優勝トロフィーを横に、ギャラリーの声援に応える松山英樹【写真:ロイター】

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ジェネシス招待で米ツアー9勝目

 米男子ゴルフツアーのジェネシス招待は18日(日本時間19日)、リビエラCC(7322ヤード、パー71)で最終日が行われた。7位で出た松山英樹(LEXUS)は9バーディー、ボギーなしの62で回り、通算17アンダー。6打差を大逆転しての米ツアー9勝目をマークした。タイガー・ウッズ(米国)も決着直後に「実に特別なもの」と6打差逆転Vを絶賛している。

 松山は出だしから好調。1番パー5から3連続バーディーを奪うと、後半も10番からまたも3連続バーディー。首位争いに顔を出すと、15番パー4からこの日3度目となる3連続バーディー。ボギーなしと安定感もあり、62のビッグスコアで大逆転を果たした。

 優勝直後、ウッズも自身のXで松山を祝福。「ヒデキ・マツヤマ、ジェネシス招待での素晴らしい優勝おめでとう!」とつづり、プレーについては「一日中見ていたけど、62という記録を更新し、6打差からの逆転劇は実に特別なものだった」と絶賛していた。

 松山は2022年1月のソニー・オープン以来2年ぶりの復活優勝。崔京周の記録を上回り、アジア勢最多の9勝目となった。ウッズはこの大会に参戦していたが、2日目途中に棄権し、その後インフルエンザ感染を明かしていた。

(THE ANSWER編集部)