インテル Core UltraやCopilotキーを搭載した「AI PC」、「dynabook R9」が4月に発売
Dynabookは、インテル Core Ultra プロセッサーを搭載した店頭向けノートPCの新モデル「dynabook R9」を発表。4月下旬に発売します。店頭予想価格は29万円台半ば(税込)です。
dynabook R9はAI処理をエッジ側でも担う、「AI PC」と位置付けたモデル。AIを活用するシーンが増えてはいるものの、現状はクラウド側での処理が多く、通信速度の遅延やセキュリティの問題も懸念されています。そのため、エッジ側でのAI処理の必要性が求められています。dynabook R9はそうしたニーズに応えるモデルです。
CPUにはインテル Core Ultra 7 プロセッサー 155Hを搭載。加えて、生成AIを活用した「Copilot in Windows」機能が呼び出せる「Copilot」キーを追加しています。メモリーは32GB、ストレージは512GB SSDを採用。
ディスプレイは14型で、解像度は1920×1200ドット、アスペクト比は16:10となっています。また、本体サイズは約幅312.4×奥行き224.0×高さ15.9mm、重さは約1.05kgです。
このほか、CPUの性能を最大限に引き出す「エンパワーテクノロジー」や、MIL規格準拠の堅牢性、Web会議時などにAIが周囲の雑音を除去する「AIノイズキャンセラー」、Dolby Atmos対応のスピーカーなどを備えています。
インターフェイスはUSB3.2(Type-A)×2、Thunderbolt 4×2、有線LAN、HDMI出力、マイク入力/ヘッドホン出力、microSDカードスロットをそろえています。また、バッテリーは動画再生時で約11時間駆動します。