60代、元気に過ごすための食生活。食べきる工夫をして健康的かつ経済的に
いくつになってもお金に対する不安は消えないばかりか、毎日欠かせない「食」に関する費用は年々値上がりしています。60代で人生初のひとり暮らしをスタートさせたMimiさんは、料理好きではないと言いますが、元気に暮らすためにバランスよく自炊生活を楽しんでいるそうです。ここでは、Mimiさんの暮らしのルールを具体的に教えてもらいました。
食べることは生きる基本。贅沢はしないけど健康的に
料理好きというわけではないけれど、できるだけ病気を遠ざけて元気に暮らすためには、食生活は大事! 買い物のペースを決め、自分なりのルールで、ひとり暮らしでもバランスよく自炊生活を楽しんでいます。
●ご飯は2合ずつ炊いて小分けに。おいしく食べきる工夫を
冷凍にも電子レンジにも対応できる保存容器なら、ラップいらず。少し炊くよりおいしいし、きっちり食べきれて経済的です。
かつては調味料にもこだわっていましたが、最近はどんどん値上がりするので「ちょっといいものは塩とユズポン酢、バルサミコ酢ぐらいに。使いきれる小サイズで」
●買い物は3日に一度。買うものは栄養を考えて
必ず買うのは乳製品や豆腐、カルシウムがとれるシラス干しや、すぐに食べられるちくわ、季節の果物など。
「ポイントにこだわったり、安いものを追いかけたりはしないようにしています。それよりも、おいしく食べきれる量を!」
透明な容器で残量が見えるように!
調理器具もかなり処分して、収納スペースは余裕です。「すべてのものが見渡せるように奥まで入れないようにしています」
食器棚いっぱいの食器を処分。ランチョンマットで気分を変えて
かつては大きな食器棚がありましたが、今、食器は小さな棚5段分ぐらい。
「母が食器好きで、処分するときは大ゲンカ(笑)。来客はめったにないし、来てもバラバラのもので十分。母がつくってくれたランチョンマットで気分を変えて楽しんでいます」